午前中、地元回り。12時半、印西ソフトボール協会総会・新年会。15時、マロウド・インターナショナルホテル成田で行われた山崎山洋市長新年会に来賓出席。18時、印西にもどり新年会。21時半、帰宅。以上。
【 1月に読んだ本 】 〇 「マーガレット・サッチャー 英国を復権させた鉄の女」 ケネス・ハリス著 / 大空博訳 (読売新聞社) 〇 「日本人が知ってはならない歴史・戦後編」 若狭和朋著 (朱鳥社) 〇 「群衆心理」 ギュスターヴ・ル・ギボン / 櫻井成夫訳 (講談社学術文庫) 〇 「何をなすべきか」 レーニン著 / 村田陽一訳 (国民文庫) 〇 「歴史とは何か」 EH・カー著 / 清水幾太郎訳 (岩波新書) ▲
by takinowa
| 2010-01-31 23:04
本日は公務OFFのため終日プライベート。北海道釧路市から神戸・大阪へと四日間に渡る出張で、さすがに疲れが出たようだ。午前中、静養。午後、事務所で読書。エドマンド・バークの「フランス革命についての省察ほか・Ⅰ」(中公クラシックス)を集中して勉強する。
県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (19) 【 「いのち」連発、鳩山施政演説の本質は無責任である! 】 朝刊各紙が昨日行われた鳩山総理の就任後初の施政方針演説を、一面トップで扱っている。「政治とカネ」や「米軍普天間基地移設問題」に関しては具体的言及をせず、ただ「いのち」を連発したとのこと。2010年度の予算案を「いのちを守る予算」と強調して、公共事業費の二割近い削減や所得制限のない子供手当を誇らしげに例示したという。しかしながら、10年度予算案は、当初から借金が税収を大幅に上回るという異様な予算だ。首相は財政再建や社会保障の安定財源に欠かせない消費税率の引き上げについて、全く素通りをしたというから驚きである。民主党マニフェストは結局、予算編成過程で大幅な修正に追い込まれているにも拘らず、首相はその総括も今後の見直しの方向性も全く示さなかった。これでは、国民に対する説明責任の放棄と批判されても致し方ないと言えよう。 確かに、政治家が理念を語ることは大事と思う。しかしながら、鳩山総理の演説はあまりにも国民の常識と乖離し過ぎている。ガンジーの言葉を引用し、七つの社会的大罪として「労働なき富」を批判するというのだから、多くの日本人は言葉を失ってしまう。昨年10月の臨時国会で、自民党・谷垣総裁に向かって「あなたに言われたくない」と口走って、鳩山総理は直後に謝罪し撤回したが、同じセリフを自分が間違いなく国民から受けるということを、果たして考えなかったのだろうか。「鳩山総理の理念である<友愛>は、人類の常識というよりも<宇宙人>のそれに近いのではないか」とか、「麻生太郎総理の漢字読み間違いとは次元が違う」といった指摘も私のところにメールで寄せられてきたが、思わず頷くばかりである。 また、鳩山内閣の重要閣僚の発言の乱れも目に余る。前原国土交通大臣の1月25日の衆院予算委員会における<逆ギレ>発言も酷過ぎる。世間ではコドモ店長が人気者となっているが、自らの感情を抑制することができないコドモ大臣は困った存在である。そもそも、答弁者である前原大臣が自民党に向かって、「自分たちのツケをほっておいて、文句を言うのは止めていただきたい!」と反論したというから仰天である。前原氏は今になっても、なぜこんなバカな発言をするのか。政権を担う内閣の閣僚として、不見識極まりない。そもそも、今は民主党政権ではないのか。政権交代が決定した2009年8月30日からほぼ5カ月が経過しているにもかかわらず、政権を担っている自覚も責任感も育っていないとは驚かざるをえない。また、岡田外相はじめ民主党幹部は米軍普天間基地移設問題で、「自民党政権下で13年経っても解決しなかった」と国会で反論してきたが、一体現下の迷走ぶりをどう説明するのか。 鳩山、平野、前原、岡田氏・・・ら首相と重要閣僚の無責任な発言を、マスコミはもっと厳しく批判すべきと私は考える。これが麻生政権下であったら、野党・マスコミ一体化した波状攻撃が行われていたはず。ハッキリ言って、昨年の自民党の自壊劇は衆参ネジレという状況下、あくまでも党内のドタバタ劇であった。そんな自民党に対し国民は<不満>を抱き、愛想を尽かして政権交代と相成った。しかし、今回は違う。民主党を中心とする連立与党は衆参で圧倒的多数を占めているのに、総選挙マニフェストに自縛され外交・安全保障や内政で勝手にデッドロックに座礁してしまっているのだ。政権交代の余熱で、今までは何でも自民党政治60年の責任にできたが、もはやそんな理屈は通用しない。私は、マスコミは小沢一郎幹事長には厳し過ぎるが、鳩山首相と民主党には甘過ぎると思っている。 国民は総選挙から政権交代を通じ、民主党に対し<不満>ではなく<不安>を抱いている。国民は総選挙で決して民主党を積極的に支持した訳ではない。<不満>よりも<不安>を、消極的に選択したに過ぎない。300を超える議席を獲得したことで、民主党は<民意>を勘違いし驕り高ぶってている。さらに、強権的政治へと邁進している。民主党政権がこのまま無責任な政治を継続すれば、国民の政治意識は<不安>から<絶望>へと至るであろう。結果として、国家・国民に災厄が齎せること必定となる。 話を元にもどす。鳩山カラー・一色の異様な施政方針演説により、国民輿論は現政権から一斉に離れていくと思う。これまでも滅茶苦茶であったが、これからも鳩山発言の乱れは一層酷くなっていくであろう。民主党が野党時代、麻生総理の発言を「ブレ」と言って批判したが、現政権下での首相の発言はまさしく「乱れ」なのだ。国民の政治不信は深刻化するばかりであり、日本の国際的信用も急降下の一途を辿っていくに違いない。外交と内政で混迷し、日本沈没の危機を私は率直に感じている。 いずれにせよ夏の参院選で、民主党の単独過半数は絶対に阻止せねばならない。民主党を敗北に追い込み、何としても政界再編を実現せねばならない。まさに、国民にとってベターな選択と考える。私としても、一地方政治家として断固闘うつもりだ。 ▲
by takinowa
| 2010-01-30 22:44
【 1/28・兵庫県議会視察 】
本日から二日間の日程で行われた千葉県議会・議会運営委員会(宇野裕(匝瑳市)委員長)県外調査に帯同した。 8時、印西を出て東京へ向かう。10:30東京発のぞみ21号で新神戸へ向かう。13:50、兵庫県庁着。 14時、兵庫県議会で決算特別委員会の状況について調査。同議会では今年度から、行財政構造改革の適切な進行管理を行うために、公社等外郭団体の理事長ほかを適宜参考人として要請し、委員会審査の一層の充実を図っているとのこと。その内容と成果について説明を受け、質疑。千葉県議会では過去、常任委員会も含め参考人招致の例はほとんどない。私の知るところでは昨年3月の総合企画水道常任委員会で、いすみ鉄道元社長・吉田平氏が招致されたことぐらいである。兵庫県議会の取り組みについて、今後も調査研究を続けたい。15:50、チャーターバスで神戸を出て阪神高速を利用し大阪へ。17時、大阪ミナミの宿舎着。 18時、ホテル近く戎橋の東にあるづぼらや・道頓堀店へ。この辺りは小生が二十代の頃、梅田や天王寺界隈とともにたくさんの時を過ごした想い出の場所であり懐かしく、妙にセンチな気分になる。宇野委員長、小宮大二郎総務部長の挨拶、川名副委員長の乾杯の音頭で夕食会。県議会で普段は滅多に会話できない他会派の先生方とも大いに談じ合うことができて、実に楽しく有意義だった。日本共産党・丸山慎一県議、市民ネット・大野博美県議、民主党・高松健太郎県議、天野行雄県議・・・。特に大野先生が大阪市阿倍野区ご出身ということもあり、小生とは大阪ネタで話が盛り上がった。 【 1/29・大阪府議会視察 】 9時半、ホテルを check out。10時、大阪府議会で、(1) 定例会回数の改正(年4回→3回)について、(2) 大阪府議会基本条例について、(3) 代表質問における「質問補助者」の導入について、の3項目で調査。大阪府議会事務局より詳細な説明を受け質疑。本会議及び委員会の運営状況や議会改革に関する取り組み状況について、大いに参考になった。11:40、大阪府庁を出る。 12時、昼食・解団式。14時新大阪発・のぞみ26号で東京へ向かう。 14時半過ぎ、岐阜羽島駅で緊急停車。「小田原・品川間で架線火災が発生し、全線不通、復旧の目途立たず」との車内放送に驚く。慌てても仕方ないため、缶ビールと柿の種を購入し、ひたすら読書。3時間以上、全く動かなかったであろうか。17:40頃、やっと運転再開となる。19:40、東京着。21時過ぎ、クタクタとなって地元にもどる。深夜のニュースによると、東京・新大阪間で上下線56本が運休、190本が最大約4時間20分遅れ、影響人員は約15万人に上ったとのこと。台風や地震など自然災害以外では最大級のトラブルとなった模様だ。新幹線は世界一安全な鉄道と評価されているが、国とJRには事故の原因究明に全力を挙げて頂きたい。 最後に、有意義な県外調査・視察を企画して下さった議会事務局議事課・伊藤正秀副主幹、同・五木田弘之主査には心から感謝・御礼申し上げたい。 ![]() ▲
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| 2010-01-30 16:51
【 1/26(火) 】
6時半、印西を出て羽田空港へ向かう。9:15羽田発・釧路行のANA便に搭乗。道東地方、強風のため到着が30分程遅れる。機体が相当大きく揺れ、嫌な予感がして本当に怖かった。11:20、釧路丹頂空港着後、リムジンバスで市内へ。日中の最高気温が-5℃(最低気温-14℃)と厳しい寒さであった。なまらシバレる一日である。路面は完全に凍結し、まさにペンギン歩きしかできない。 13時、釧路港にあるマリン・トポスくしろ(釧路市水産資料館)で、同地区の漁業事情について調査。天皇陛下が皇太子時代に御視察された由緒ある施設である。15時、H17年にオープンした釧路市こども遊学館を視察。地上5階建、総ガラス張り、総事業費:41億9970万円という立派な施設であり、年間約11万人という多くの市民が来場するとのこと。施設の特色としては、展示主体ではなく、参加体験型の構成となっていて実に楽しい。運営は設立当初より指定管理者制度が導入され、NPOや多くの市民ボランティアも活躍している。視察の最後にプラネタリウムを見学。とっても心地よい時間であった。17時過ぎ、釧路駅前の東急innにcheck in。 18時、ルートイン釧路で第65回国民体育大会冬季大会・くしろサッポロ氷雪国体に参加するアイスホッケー千葉県代表チームの激励会。千葉県スケート連盟・千葉春季会長、(財)千葉県体育協会・松井勝常務、千葉県アイスホッケー連盟・引木裕昭理事長はじめ役員、選手の皆さんに心からエールを送らせて頂く。 18時半、内田悦詞県議、松下浩明県議とともに夕食と反省会。県政の諸課題について意見交換。同志との真剣な対話は実に有意義であった。 21時過ぎ、鈴木宗男事務所・森豊秘書から連絡を受ける。21時半、新党大地・鈴木宗男代表の国政報告会の集まりに急遽合流。会場到着直後、鈴木先生がマイクを握り大勢の後援会の皆様に過分なる御紹介を頂き、私が恐縮していると、「滝田さん、ちょっと御挨拶してください」といきなりマイクを渡される。大変驚いたが、私からは現下の政治情勢に関する認識や鈴木先生との御縁も含め挨拶する。自分なりに、しっかりとお話しできたと思う。会合では、蛯名大也・釧路市長はじめ、多くの地元トップ・リーダーの方々と懇談させて頂く。また、私は聞けなかったが、セミナーでは森喜朗・元総理大臣が特別ゲストとして約35分間の素晴らしい講演を行ったとのこと。22時過ぎ、御開き。 会合終了後、鈴木先生らとともに釧路の繁華街に繰り出す。党派を超えて日本の政治について、とことん語り合う。昨年の政権交代後、鈴木先生は与党、私は野党の政治家となった。しかしながら、そういった立場を超えて、私は鈴木先生を尊敬している。心友・佐藤優が取り持つ縁で6年前より、鈴木先生とは深い絆で結ばれることとなった。あらためて、人の出会いと人間関係の大事さを思うものである。 0時半、ホテルにもどる。〆に、釧路ラーメンが食べられず残念。 【 1/27(水) 】 9時、内田・松下両県議、鈴木宗男事務所・森豊秘書とともに、くしろサッポロ氷雪国体開始式会場の釧路湿原の風アリーナへ向かう。10時、森喜朗・日本体育協会長、高橋はるみ北海道知事、橋本聖子・日本スケート連盟会長、蛯名大也・釧路市長はじめVIP多数出席のもと、第65回国民体育大会冬季大会開始式が開会。アイヌ民族舞踊やマーチングバンドのアトラクションに続き、堂々の選手入場。秋季大会に比べると規模は小さいものの、凛とした空気が漂っている。千葉県選手団に対し、心からの声援を送る。 午後、釧路アイスアリーナ及び十条スケートセンターで行われたアイスホッケー競技を観戦。生まれて初めての生観戦であったが、その迫力とスピード感に圧倒される。まさに氷上の格闘技!TVで見るのと生では全くの別物。 すっかり、アイスホッケーのファンになってしまった。大興奮!感動した。 16:55釧路発羽田行きのANA便に搭乗。19時、羽田を出て印西へ向かう。21時過ぎ、自宅にもどる。素晴らしい視察を企画して頂いた内田悦詞県議に、この場を借りて心から感謝・御礼申し上げる。 いよいよ9月の ゆめ半島・千葉国体に向け待ったなしである。618万県民の心を一つにして、歴史に残る国体を作り上げていかなければならない。 ▲
by takinowa
| 2010-01-28 00:31
県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (18)
【 鳩山民主党政権は、普天間移設問題について最後まで責任を持て! 】 昨日行われた注目の沖縄県名護市長選で、民主・社民・国民新党の連立与党推薦の稲嶺候補が勝利した。米軍普天間基地移設容認派の現職候補を僅差で破っての当選であり、結果として辺野古移設反対派の<民意>が示されたと報道されている。何れにせよ、沖縄県民の期待値はピークを迎えつつある。 地方主権を声高に叫ぶ民主党は、この選挙結果を真摯に受け止めるに違いない。さらに、総選挙で鳩山総理は「普天間基地移設は国外、最低でも県外」と明言していた。自民党政権下における日米合意を完全否定し、外交に関する民主党マニフェストの一丁目一番地と宣言したと了解されている。 しかしながら、鳩山総理はマスコミに対し昨日、「5月末までに、あらゆる可能性を考えて結論を出す」とか「ゼロベース」といった発言を繰り返している。もちろん、私としても一日本国民として、民主党マニフェストの「国外または県外移設」案が理想と認め、現時点ではその実現を祈りたい。そして、旧社会党が唱えた「非武装中立論」に匹敵する「絶対理念」に近いと考える。ただし、どうも雲行きが怪しい。 政府が設置した「普天間基地移設検討委員会」でも、嘉手納基地移設案やグアム島案、硫黄島案、佐賀空港案・・・等々が日替わりで取り沙汰され、結局どれもあっという間に立ち消えとなっている。国民は連立与党幹部や関係閣僚の発言のブレを、果たしてどう見ているのだろうか。鳩山民主党政権は一刻も早く、前政権下の日米合意に代わる案を国民と米国に示さなければならない。 外交・安全保障は国の根幹であり、過ちは絶対に許されない。選挙を意識した国内の政局レベルで、物事が進められてはならない。そんな無責任なことをすれば、日本国は間違いなく滅んでしまう。鳩山総理のこれまで行ってきた発言が、言葉遊びでないことを私は信じたい。もし、ベストを求めたがワーストの結果が出た場合、鳩山民主党内閣はまさしく<政治の結果責任>という大原則に従って総辞職し解散せねばならない、と私は考える。 これまでも、このシリーズで申し上げてきたが今、政治の責任が問われている。言葉の責任と言っても構わない。もっと言えば、「この国が危機を迎えている!」と訴えたい。 午前中、政務で柏市方面。午後、事務所で仕事。18時、保守系市議と現下の政局及び印西市政の諸課題について意見交換。21時半、帰宅。明日の朝、早起きせねばならぬので、早寝する。おやすみなさい。 ▲
by takinowa
| 2010-01-25 23:26
【 HPを更新しました!
![]() 20日付でHP、「最新活動報告・ニュース」(12/22付)及び「1/20付・県議会リポート・第8号」をUP致しました。 TP・新着情報からアクセスできますので是非、御覧ください。 ![]() 県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (17) 【 小沢幹事長事情聴取後の民主党の対応を批判する 】 昨日の午後、東京地検特捜部の事情聴取を受けた小沢一郎民主党幹事長が夜の記者会見で、あらためて身の潔白を主張した。これを受け、菅直人副総理、平野博文官房長官、社民党・福島瑞穂党首らは、事態の鎮静化を期待する声明を出している。鳩山総理が先週、「(小沢幹事長に)どうぞ、戦ってください」や「(石川代議士が)起訴されないことを望む」といった発言或いは、千葉景子法務大臣の<指揮権発動>の可能性を示唆するコメントも含め、国民は政府与党である民主党をどう見ているのだろうか。 18日に召集された通常国会においても、鳩山総理は「色々、こういった(政治とカネの問題)状況がありながら、(有権者は衆院選で民主党を)選んで頂いた。職務に邁進することで、責任を全うしたい」との発言を繰り返している。まさに、色褪せた<民意>という言葉を免罪符に、国民輿論と野党側の追及をかわせると計算しているのだろうか。 そもそも、鳩山総理は「母親からの資金提供を知らなかった」との趣旨の国会答弁をしているが、ほとんどの国民は疑いをもっている。というよりも、「十数億円の贈与を全く知らなかった」との発言を真面目なものと考える国民はほとんどいないであろう。政治家以前の人間性が疑われていると言っても過言ではない。なかには、十数億円の贈与について、「鳩山家内の子供手当であるから、国民に迷惑はかかっていない」といったコメントをする御用評論家もいるがなぜ、そこまで政治権力に諂(へつら)うのか。この期に及び、未だに民主党政権の広告塔の役割を担おうとする感覚が理解できない。なかには、「民主党の小沢・鳩山体制を批判することは、もう一度自民党政権に戻せということだ」と発言するジャーナリストも存在している。しかしながら、こういった妄言が未だに一定程度、流通しているのも事実だ。 私は、小沢幹事長の事案について、どうこう述べるつもりはない。特に、これまで民主党が野党時代に主張した<政治的・道義的責任論>など陳腐なものと思っている。結果として、<政治とカネ>について綺麗事を言ってきた鳩山総理ら民主党政治家の眉間に、投げたブーメランが戻ってきて直撃したような程度の話なのだ。あくまでも、法と証拠に基づいた検察の捜査が全てである。立証責任は検察にあり、現時点では見守るしかない。 問題は、国会における鳩山総理と一部民主党議員の不真面目な対応である。下劣な野次は国会の品位を汚し、さらに鳩山総理の答弁には国民の苦しみに対する真面目な姿勢が全く感じられなかった。本会議でも予算委員会でも、「母親からの贈与は知らなかった」との答弁を繰り返したが、一国の総理として本当に白々しく情けない。まさに、衆参合わせ400議席以上の多数の驕りが、鳩山総理の答弁の底に潜む傲慢さと、民主党チルドレンの野次に滲み出ている。鳩山総理と民主党議員は表面上は低姿勢を偽装しながら、その底に余りにも国民をバカにしたふてぶてしい開き直りが見え隠れする。鳩山民主党政権は、議会で多数派であれば何でもできると考えているかもしれないが、とんでもない勘違いである。 また、菅副総理・財務相の経済政策論も度し難い。「公共事業を減らせば経済がよくなる」といった論理は非現実的で馬鹿げているというよりも、もはや狂信の域に達している。まさに、鳩山民主党内閣が日本を崩壊させないよう、全国民的な民主党批判の大運動を起こすべきであると痛感した。 午前中、事務所で仕事。13時、地元の六軒農家組合新年会。14時、木下上町町内会総会と新年会。夜、プライベートの会合。 21時半、本日投開票された千葉県議補選・八街市選挙区で、保守系の山本義一氏が民主推薦候補を大差で破り初当選の朗報。12843票 対 4461票と、まさにトリプルスコアの大圧勝を飾った。政権交代の余勢を駆って、9区の民主党・奥野代議士が擁立した落下傘候補であったが、結果は惨敗となった。何れにせよ、地方選挙レベルで、地元のことを全く知らない候補者を無理矢理に落下傘で擁立するのは如何なものかと思う。地元を馬鹿にしたこのような選挙手法に、八街の有権者は完全にNO!を突き付けた恰好である。 ギュスターヴ・ル・ボン著 / 櫻井成夫 訳 「群衆心理」(講談社学術文庫・1000円)を読む。オルテガの「大衆の反逆」とともに、保守思想を学ぶ者にとっての古典である。 ▲
by takinowa
| 2010-01-24 19:54
午前中、千葉ニュータウン方面で1/20付「滝田敏幸 県議会リポート・第8号」のポスティング。新聞折込み等も含め、できるだけ多くの県民に読んで頂くよう広報活動を強化したい。
午後、事務所で読書。17時半、印西を出て柏へ向かう。 18時半、マリアチャぺル・柏玉姫殿で開催された私が顧問を務める自由同和会千葉県本部の業界団体、聖和建設環境共同組合・賀詞交歓会に来賓出席。乾杯の音頭をとらさせて頂く。政権交代後もブレずに、自民党支持を貫く同団体の義理堅さに心から感謝申し上げる。私としても、木村仁会長の人柄や組織としてのリベラルな考え方に、深く共感を覚え学ぶべき点が多い。また、作家の宮崎学さんが共通の知人ということもあり、縁を感じるものである。式典終了後、柏市内で二次会。役員の皆様と人権問題について勉強会。私なりの意見・主張についても、しっかりとお話させて頂き楽しく時を過ごす。24時、帰宅。 ▲
by takinowa
| 2010-01-24 17:49
諸般の事情で体調不良。朝、目眩と吐気
![]() 10時半、県庁で国営印旛沼二期事業と手賀沼排水機場について政務調査。11:20、県庁を出て印西へ向かう。13時、事務所にもどり仕事、来客の対応。 16時、印西を出て成田ビューホテルへ向かう。17時、(社)千葉県宅建協会印旛支部・新年会に来賓出席。本年は会場の空気が若干、いつもと違う。政権与党の民主党代議士秘書、自民党・椎名一保参院議員、印旛郡市選出県議らが顔を揃え、まさに呉越同舟の観あり。某来賓からは、「・・・昨年は、政権交代により、60余年続いた自民党政権から、自由のない民主党が与党となりました」との挨拶があり、思わず苦笑する。17:50、成田を出て印西へ向かう。 18時半、木下のレストラン・宝山で行われた私が顧問を務める印西市災害対策協力会新年会に来賓出席。同会は消防団とともに、地元防災に係わるボランティア団体。地場の建設業者を中心に、印西市が一朝有事の際は災害復旧の任にあたる頼もしい集団である。 「皆さま方は地域とともに生き、そして地元経済を支える立派な事業者であります。民主党政権では<コンクリートから人へ>といった空疎なスローガンにより、公共事業=悪・不要論を展開していますが、私は断固闘います。そして、コンクリートが人の命、財産、身体を守るといった常識を、市民・県民に丁寧に説明していくつもりです」と御挨拶する。 何れにせよ、建設関係の業者を恰も「利権屋」のごとくレッテル貼りし、民主党はキャンペーンを展開し続けている。あまりにも理不尽かつ不条理である。そして、これほど非人道的政治はない。そもそも、民主党とマスコミは、コンクリートという人間社会を災害から守り、人間社会を安全な空間にしたこの偉大な発明をないがしろにしている。蔑視している。結果的に、建設産業とそこで働く労働者を差別しているのだ。 鳩山内閣の閣僚と民主党幹部・議員が、勝ち誇ったように「コンクリートから人へ」の政治スローガンを繰り返している時、この言葉遣いによって傷つけられる人々が多数いることを考えたことがあるのだろうか。惻隠の情の持ち主はいるのだろうか。「コンクリートから人へ」の政治スローガンを嬉々として叫び続ける民主党議員の表情は、あまりにも冷酷に見えるのは私だけだろうか。 鳩山総理、菅直人副総理、前原国交相、岡田外相らに共通するのは、情の薄さである。これらの政治家は、紙より薄い人情の持ち主と言わざるをえない。全国で建設産業及びその関連も合わせれば、従事している人々は約600万人。家族も含めれば千数百万人の人々が、建設産業で生活しているのだ。国民の約一割と考えられ、まさに基幹産業の一つである。菅副総理は以前、「介護など福祉産業が、建設産業の余剰人員の雇用の受け皿となる」といった内容の発言をNHKで行っていた。何という無責任かつ出鱈目な話。「つるはしから介護へ」或いは「重機から福祉へ」といった類の理屈だ。まさに、「コンクリートから人へ」は、建設産業関連で生きている人々の存在と尊厳をとことん否定する。どこまでも、プライドを傷つけようとしている。私はこれからも、公共事業の必要性をしっかりと訴えていくつもりだ。 ▲
by takinowa
| 2010-01-22 23:37
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