08.06.15(日) 第18回・千葉県ラグビー祭

 岩手・宮城内陸地震は発生からまる一日が経過し、死者6名行方不明者11名となっている。また負傷者も200名以上出ている。あらためて自然の力を思い知らされ、またこれがもし東京や大阪直下で発生した場合、どうなっていただろうかと想像するのは私だけではあるまい。被害に遭われた方々に心から御見舞申し上げたい。いずれにせよ、備えあれば憂いなしである。日頃から、防災・減災について考えていきたい。
 昨日、時間がなく第18回千葉県ラグビー祭について書けなかったので、本日詳細を書く。

  【 第18回 千葉県ラグビー祭 】
○ 開催日時 平成20年6月14日 9:00~
○ 開催場所 印西市松山下公園
○ 祭典参加人数 約3,000人
○ 第2回 千葉カップ 優勝・NECグリーンロケッツ (3チーム1勝1敗、大会規定により)
 NEC・グリーンロケッツ 19 × 7 クボタ・スピアーズ 
 クボタ・スピアーズ 33 × 7 日本IBM・ビッグブルー
 日本IBM・ビッグブルー 19 × 14 NEC・グリーンロケッツ
○ 関東大学リーグ・オープン戦
 大東文化大学 35 × 17 流通経済大学
 そのほか、中学の部及びラグビースクールの部等のゲームが行われました。また、祭典終了後には、トップリーグ選手とファンの交流会・大抽選会で盛り上がりました。(※1)     以上

 思い起こせば今から約20年前、このイベントは同志社大学の故・岡仁詩教授の発案で始まった。私としても自分が20代だった第一回の準備から関わってきたイベントであり、あらためて歴史を感じる。少なからず千葉県のラグビー普及と印西市のスポーツ振興に貢献できた、と密かに思うものである。多分、天国の岡先生や佐相前県協会理事長も、大会の成功をよろこんでいることと思う。また、本当に多くの方々にお世話になった。感謝・感謝である。昨年から、この大会の事務局長も私と交代で印西市議で大東大OBの中沢俊介さんが務めている。彼のラグビーを愛する心は私以上なので、この大会も益々発展するものと確信している。(※2)
 ラグビーには「本気で戦うことで、真の友情と連帯が生まれる」という独特の文化がある。「ノーサイド精神」ともいう。さらに「one for all、all for one」という社会哲学もある。いずれも英国のパブリックスクールによるエリート教育から生まれた思想だ。スポーツを通じて得られる本当に素晴しい教養だと思う。 つくづく、今の日本の政治・議会(国から地方まで)や社会に不足する精神ではなかろうかと考えさせられる。  
 8:50、西の原中学校体育館へ。9:30、第25回北総空手道大会開会式で祝辞を述べる。この大会には印旛郡市及び香取郡市から、少年・少女から成年、壮年に至るまで各世代の700人の空手家が参加。日頃鍛えし、心技体を駆使し素晴らしい演技が披露された。押忍っ!!感動した。10:50、西の原で消防団・操法訓練を監督。陽射しも強く、汗だくで練習に励む選手と団員を激励する。
 12:30、自宅にもどり家内と昼食。14時、事務所で来客の対応と仕事。18:30、地域の会合に参加する。簡単な県政報告を行う。いよいよ来週から6月県議会定例会が始まる。気合いを入れていきたい。

※1 ラグビー祭については、後日HP「最新活動報告・ニュース」で写真をアップします。
※2 ラグビー祭の経緯については、是非「ラグビーロマン 岡仁詩とリベラル水脈」後藤正治著(岩波新書・740円)をお読みください。第7章「再会」(P172~183)に詳細が書かれています。
        
 大東文化大学 VS 流通経済大学           
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 超満員の観衆
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 NEC・グリーンロケッツ VS クボタ・スピアーズ
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by takinowa | 2008-06-15 18:21


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