07.07.02(月) 印旛沼水質保全協議会 総会

 やっと梅雨らしくなってきた。農家にとっては恵みの雨である。梅雨も日本独自の風土・文化をかたちづくる要素であるに違いない。鬱陶しい気候も、そう考えれば納得がいく。
 今、自民党に逆風が吹いている。閣僚の失言問題もあるが、焦点はやはり年金問題だ。ここでいつも不思議に思うのは、野党やマスコミの無責任な言葉遣いについてである。よく「消えた年金記録・5000万件」と耳にする。どう考えても、国民の不安を煽り立てる情報宣伝にしか過ぎない。全ての記録に氏名、性別、生年月日が入っており、年金記録が消えたとか宙に浮いているわけではない。基礎年金番号と突合すれば、必ず統合できる話だ。今回の問題は、年金制度の問題というよりも、10年経っても記録の整理(3億件の記録を1億の基礎年金番号へ統合すること)が終わらないという業務処理の遅れと社会保険庁の組織体質の問題である。もちろん、歴代厚生大臣、社保庁長官の管理責任は問われるべきである。と同時に、事の本質は社会保険庁改革を通じ、国民に信頼される年金制度を構築することだ。与野党に関係なく、歴史に耐えうる議論を見せてほしいと思う。とくに野党には、「政争の具」とするような考えを一刻も早く捨ててほしい。
 午前中、事務所で政策の勉強。12:30、印西を出て成田市役所へ。14時から印旛沼水質保全協議会総会に出席。千葉県副知事、県議8名、関係15市町村長・議長らが参加する大きな会議であった。私の政策提言・基本的な考え方の第1として「印西と千葉県の自然を愛し、歴史に学ぶ。先人をうやまい、自然に感謝する心」(HP「政策提言」参照)とある。21世紀は環境の時代と言われるが、北総地域の宝である印旛沼・手賀沼の浄化の問題にも全力で取り組むつもりだ。
 16時、事務所に戻り来客の対応。19時、帰宅する。
by takinowa | 2007-07-02 19:18


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