07.06.13(水)

 6月定例県議会で私の一般質問の予定が決まった。6/25(月)14時~とのこと。質問内容等詳細については、後日このブログで報告したい。傍聴等の問い合わせは、滝田敏幸事務所(TEL/FAX 0476-37-4173)に。是非、御注目いただきたい。
 午前中、読書。吉川元忠著「経済敗走」(ちくま新書・720円)を読む。国富が消尽していく様が実証的かつリアルに描かれている。日本経済の血流であるマネーが、際限なく対米流出しているのだ。対米関係をあらゆることに優先させ、すべての事を対米関係の中で考える。もともと「日米基軸」ということは、外交・安全保障方面の話であった。ところが現在では、経済方面でも「日米基軸」がイデオロギー化し、すなわち空気のような常識=大前提になってしまった。まさにドル建ての債券は、常に円高のリスクに曝されている。吉川氏のいう円の「ドル化」というシナリオは、悪夢でありまさに通貨主権の放棄だ。日本は時にいわれる「米国の51番目の州」になってはならない。氏の「マネー敗戦」(文春新書)とともに、たくさんの方々に読んでいただきたい一冊だ。
 12:20、習志野C.C.で印西ロータリークラブ例会。14時から事務所で来客の対応。資料整理と政策の勉強。昨日の自民党県連で行われた年金問題の復習。最近のブログで何度も書いたがいずれにしろ、年金問題は与党も野党も関係ない。国会議員の責任において与野党一緒になって、国民の不安を払拭してほしい。「菅直人元厚生大臣」の責任と言った自民党、「小泉さんの責任」と言った民主党。もういい加減にすべきだ。政争の具とすることなく、社会保険庁改革も含め国民の目線に立った議論を期待したい。
 八日ぶりの休肝日。少し控え目にしなければと思う、今日この頃である。
by takinowa | 2007-06-13 20:08


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