19.05.27(月) 長谷川豊氏の差別発言を糾弾せよ❗️

 丸山穂高議員(元維新)の北方領土ビザなし交流における国後島での「戦争」発言や問題行動、さらに山尾志桜里議員(立憲)の国会に「無届け海外旅行」の露見など連休後、相次ぐ噴飯モノの不祥事に国民は呆れている。あの号泣県議登場以降、「選良」の常識が世間の常識と著しく乖離していることが可視化されているのにも拘らずだ。
 その中でも、維新から参院選に出馬を予定していた元フジテレビ・アナウンサーの長谷川豊氏の差別発言には驚いた。歴史的根拠の全くない独自の見解(偏見)に基づき、部落差別を助長するような講演を2月に行っていたと云う。21世紀の現代にも悪意に満ちた「差別」意識が蔓延し、人権が抑圧されているのだ。
 長谷川氏は謝罪(5/22付ブログ)し、日本維新の会も「公認」を停止し処分を検討中とのことだが今後、徹底的に長谷川氏は糾弾されねばならないと考える。で、「糾弾」とは「吊し上げ」とは全く異なり、どちらかと云えば教育的意味合いが強い。彼が自分の発言の「差別性」をどう認識しているかを真摯に糺し、さらに講演で歴史的根拠のない「差別」発言に及んだ経緯を自らが主体的に検証し総括することが「糾弾」の目的なのだ。いずれにせよ、SNS上の「撤回」のみで済む話ではない。参院選へ彼が立候補するかどうかは知らないが、自らの思想性を自らの言葉で説明しなければならない。
 ついでに、自由同和会千葉県本部の顧問として自分の思想的立ち位置を申上げるならば、私は「保守」主義者であり、近代的な「人権」は元より「平等」「平和」「民主」の概念にも一定の距離を置いている。また「人権」の反対語が「独裁」か「神権」かについては未だ勉強中だ。
 そういったことは滝田個人の観念論として置いておくとしても、「差別」発言の事案を表面的な「人権」論に解消してはならないと考える。何より問題と思うのは、しつこいようだが、非科学的根拠や誤った歴史認識、そして気分(偏見)に基づく「差別」的空気が社会に醸成されることへの懸念である。厄介なことに社会的「差別」が構造化されている場合、大多数の側の人間は自分が「少数派」を差別(=弱い者虐め)をしているという意識はない。そして「差別」と云う感情の根本には無意識の「排除」の論理が付き纏うし畢竟、他者へ「不寛容」な社会へと向かうこととなる。率直に申し上げるが、自称「保守」の反知性主義的傾向の方々(=右バネ)の言説にそのような残念な傾向が見受けられるのも事実。このような認識のもと、千葉県政で個別具体的な問題に取り組んで参ります。

 4日連続で本日も真夏日。観測史上初とのことだった。
 午前、市内で政務活動。
 午後、茨城県龍ヶ崎市方面。
 14時半、事務所にもどり仕事。
 20時、帰宅後にブログを書く。夜、読書。INPUTとOUTPUTのBALANCEが大事と思うものである。
 23時、テレ東WBS(ワールドビジネスサテライト)を見て御終い。

 佐藤 優 著「 世界のエリートが学んでいる哲学・宗教の授業 」(PHP・1,400円)を読む。メディアアーティストとして超有名な落合陽一氏も出席した佐藤優の筑波大学連続講義をまとめた一冊。哲学や神学に関心のない人にも分かりやすく、具体的な時事ニュースや日常の出来事を通じての哲学的訓練。以下、講義ポイントMEMO。
〇<アトム化した個人(バラバラの個人)を束ねていくという発想のない先導者は、マッカーシズムである>
〇<ポピュリズムが通用するのは国内だけ。外国相手にそれを振りかざすと戦争になるリスクも>
〇<真理への四つのアプローチ。「言葉」「心」「力」「行為」。
〇<「クリティーク」を批判と訳すのは間違い。クリティークとは、相手の論を踏まえて、自分の見解を付加していくこと>
〇<クリティークの姿勢を欠くと、ヘーゲルのいう「阿呆の画廊」、非建設的な議論になってしまう>
〇<「共同主観性(間主観性)」とは、自分と他人との間に共通の認識があるから、物事や世界が成り立っているという考え方を指す>
〇<人間の認識は文化や歴史的拘束を受ける>
〇<廣松渉は他者との関係がモノのように見えてしまう現象を「物象化」と呼んだ。>
〇<既存の枠組みの中で考えるのは情勢論、既存のルールが間違っているのではと疑うのが存在論。>
〇<テキストを読み解くアプローチには、対象の歴史的、時間的な変化を追いかける「通時性」と、共通の時間における変化や差異に注目する「共時性」がある。>
〇<ナチズムは優秀なアーリア人を増やしていくという単純な考え方。それに対し、ファシズムは皆で支え合い、仲間を束ねていくという発想。>
〇<ナショナリズムの起源は古代にありとするのが「原初主義」、近代以前にナショナリズムはなかったとするのが「近代主義」あるいは「道具主義」。>
〇<人間の作り出した神話に、人間が囚われてしまう「物神崇拝」。そのポイントになるものは貨幣。
 本日は、ここまで。
by takinowa | 2019-05-27 23:20


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