朝から猛暑。
9時、印西総合病院。血液検査と内科の診察を受ける。尿酸値、γ-GTP が少々高めなど一進一退。血圧は薬効で122/83と落ち着く。
午後、事務所で仕事、来客の応対。
18時~20時半、北総鉄道千葉ニュータウン中央駅で<西日本豪雨・被災地支援緊急募金活動>を自民党印西市支部青年局の同志とともに実施。
200名を超える死者行方不明者、そして今なお猛暑の中、避難されている方が1万人以上。高齢者の体調も心配だ。まずは具体的な行動である。
これまでも熊本地震、常総市鬼怒川水害、東日本大震災、ネパール地震、ハイチ地震、四川地震、新潟中越地震・・・ほか大規模災害発生時、同志と機動的に募金活動を実施してきた。
印西市民の温かい心に深く感謝し、御預かりした義援金は日本赤十字社を通じ全額被災地へ送られます。御協力頂いた全ての皆様、本当に有難うございます。
20:45、CoCo壱で夕食。
21時半、帰宅。夜、読書。
23時、テレ東・WBS(ワールドビジネスサテライト)を見て就寝。
齋藤 孝 著 「 使える!『孫氏の兵法』」(PHP新書・740円)を読む。以下、備忘録。
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彼を知り己を知らば、百戦してあやうからず>(第三章 謀攻篇:相手を知り自らを知れば、何度戦っても危機に陥らない>47頁
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勝つ可(べ)からざるは己れに在るも、勝つ可きは敵に在り>(第四章 形篇:敵軍が自軍に勝てないようにするのは自軍次第だが、自軍が敵軍に勝つかどうかは敵軍次第)73頁・・・防御こそ最大の攻撃。行き過ぎたポジティブシンキングは危ない。個人でも組織でも、たいていの失敗は、まず戦ってしまうところから始まる。「やってみなくちゃわからない」というノリが慎重論を抑え込む。
〇 <
勢は弩(ど)を弾くが如く、節は機を発するが如し>(第五章 勢篇:勢いを得るには、弓を目いっぱい引き絞るように力をため、矢を放つように放出せよ)102頁
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兵の勝は実(じつ)を避けて、虚を撃つ>(第六章 虚実篇:敵の兵力が優勢な地点を避け、手薄な地点を攻めよ)115頁
〇 <其のはやきこと風の如く、其の徐(しずか)なること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如く・・・>(第七章 軍争篇:軍隊は迅速に行動するときは風のように、静かに待機するときは林のように、敵を攻撃するときは火のように、動かない時は山のように・・・>138頁
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囲師(いし)には闕(けつ)を遺(のこ)し>(第七章 軍争篇:敵軍を包囲しても、必ず敵の逃げ道を一ヵ所は用意せよ)150頁
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智者の虜(りょ)は、必ず利害を雑(まじ)う>(第八章 九変篇:智者は必ずプラス面とマイナス面を挙げて比較検討する)174頁
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地を知り天を知らば、勝は乃ち全うす可(べ)し>(第十章 地形篇:地形の状況や天候、気温、季節なども考慮に入れれば、計算通りに勝てる)187頁
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天の災いには非(あら)ずして、将の過ちなり>(第十章 地形篇:軍隊の失敗は、すべて天の災厄ではなく、将軍の過ちである)203頁
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敵の情を知らざる者は、不仁(ふじん)の至りなり>(第12章 用間篇:敵情を探知しないのは、自国の民衆に対する思いに欠けている)220頁
来年の統一地方選までに、暗唱できるようにし、孫子を味方に付けたような気分で戦いたいと思うものである。