18.05.13(日) 北総政経FORUM申込110名超え(^-^)v❗️

 5.15(火)18時からホテル・マークワンCNT(印西市中央1-10)で開催される滝田敏幸・県政報告会=北総政経FORUM2018の参加申込が110名を超えました。当日分も若干ございますので御問合せ下さい。
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 で、メインは鈴木宗男先生の時局講演会です。「南北・米朝首脳会談を読み解く」など最新の国際情勢は元より対露安倍外交、国内政局など関心の高いテーマで語って頂きます。
 誰にでも理解できる内容を心掛け、自由な質疑応答の時間を十分確保しています。また、FORUM終了後は別会場で懇談会(二次会:会費制2,000円くらい)も予定していますので奮って御参加下さい。
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 9時、印西市松山下公園総合体育館。第19回 印西市空手道大会開会式で祝辞を申上げる。
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 小学生の部を観戦。礼儀正しく気合十分、日頃の練習成果を見事に披露。印西における空手道の発展を心から願うものである。
 午後、地元で政治活動及び家の用事。
 昨日、家内が仕事場で転倒し足を骨折した(>_<)。松葉杖で歩行可能だがギプス固定の不自由な生活となった。暫く面倒を見なければならない。人生は山あり谷あり、順風満帆の時もあれば逆風の局面もある。政治の師と仰ぐ鈴木宗男先生も、試練に満ちた壮絶な人生を明るく元気に歩まれている。大変な時こそ、大いに学び見習わなければと思うものである。
 18時、帰宅。夜、読書。御終い

 増田俊也 著 「 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 」(新潮社・2,600円)を読む。原稿用紙1,600枚、700頁を超える2段組という異例の大著。第43回大宅壮一賞、第11回新潮社ドキュメント賞受賞作のベストセラー(2011)。私が読んだ中で21世紀以降のノンフィクションで佐藤 優 著「国家の罠」(2005・新潮社)、後藤正治 著 「ラグビーロマン」(2006・岩波新書)と並ぶ傑作。
 史上最強の柔道家で格闘王と呼ばれる木村政彦の生涯を書いた評伝。その過程で明治、大正、昭和、平成の柔道史を中心に空手、合気道、ブラジリアン柔術、プロレスなど打撃及びグラップリング系格闘技史にも触れられている。と同時に、社会の裏面史も学べる内容だ。
 昭和12年から全日本選手権を13年連続で保持、昭和10年から25年プロ柔道転向までの15年間不敗、昭和15年皇紀2600年(1940)天覧試合覇者など「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と称えられた木村の生涯を、新聞記者出身の著者が地道かつ執念の取材を元に執筆。息が詰まるほどだった。
 で、私にとって最も関心の高かったことは戦後復活した全日本選手権(S24)で、木村政彦が当時新鋭だった今牛若丸・早稲田の小天狗こと大澤慶巳五段(当時)と対戦していると云う歴史的事実である。大澤さんは現在、講道館十段、印西市名誉市民(旧宗像村造谷出身・旧制佐倉中:現佐倉高卒)で御健在(92歳)。千葉県からは安房の醍醐敏郎氏とともに明治15年に始まった講道館史上(世界で)15人しかいない十段位の保持者だ。そして、本書において講道館を代表する大澤十段が木村の強さ(特に寝技!)を語り尽くすのだからリアル過ぎる!!
 また、エリオ・グレイシーとの真剣勝負、悲惨過ぎる力道山とのプロレス興行(昭和の巌流島)と数奇な運命、師匠・牛島辰熊の神憑り的柔道と右翼思想運動(東條英機暗殺計画)、拓大VS同志社の死闘(高専柔道1937決勝)、子分の大山倍達との関係、ヘーシンク・山下泰裕・木村政彦で誰が最強か・・・等々、一つひとつどのエピソードも興味が尽きない読みもので思わず唸った。
 で、柔道は終戦まではスポーツではなく武道:武術だった。「古流柔術から柔道への流れ」も押さえておかなければならない。要は今の柔道は完全にスポーツである。逆に云えば、日本古来と云う意味では「戦の手段」としての組討や相撲=殺人や護身の技法が江戸時代に体系化され古流柔術として成立していった歴史がある。以下、備忘録
〇 講道館:嘉納(治五郎)流柔術:明治15年。戦後、武徳会及び高専柔道消滅後、独占状態。立ち技中心へ。
〇 武徳会:京都武徳会武道専門学校:明治28年。半官半民。講道館以外の古流柔術が結集。阿部謙四郎ら強豪を輩出。終戦までは講道館を凌ぐ一大勢力。軍国主義的としてGHQにより解散命令。
〇 高専柔道:帝大柔道連盟(七帝大)。京都帝国大学主催で大正3年に始まる。古流寝技の発展と三角締めなどの新技術開発。起倒流・金光弥一衛、六高(岡山大)師範に。日系BRAZIL移民により南米で普及 ⇒ グレイシー柔術。戦後、GHQにより高専柔道大会廃止。
※ 本書を読んで考えたことMEMO
1.力道山は天才的才能があった。格上の木村だけでなく元横綱・東富士や山口二郎をも踏台にして成り上がる様は織田信長やスティーブ・ジョブズに匹敵する才覚だ。要は<サイコパス>の可能性が高いということ。中野信子さんが指摘するサイコパス的要素「決断が速い」「人がためらうことを平然と行う」「相手の立場に立って考えない」「自分の損得を優先」「支配欲が強い」等々を有している。
2.日本相撲協会が土俵を女人禁制にしていることに対し、マスコミがバッシングし社会問題となった。呼び出しが女性看護師に「土俵を降りて下さい」と言ったことは反省しなければならないが、私は当然、原則として女性を土俵にあげないとする協会の立場を支持する。日本相撲協会が日本古来の武道・武術としての相撲を考えるならば当り前であろう。勝てば「生」、負ければ「死」と云う戦(いくさ)の現実は、レクリエーションとしてのスポーツと位相が異なるのだ。そもそも人命尊重という戦後の価値観と異次元であり、武力が生き死にの原理に基づき女性を排除するのは当然。(会津の山本八重やジャンヌ・ダルク、ローザ・ルクセンブルクは例外中の例外)よって、ジェンダー論を騒ぎ立てるマスコミが脳天気過ぎると云えよう。要は、時代錯誤のマッチョ思考と云われようと文化である以上仕方がない。もっとも、日本相撲協会が講道館のようにスポーツ化宣言し、武道でなくなれば「女相撲」も大いにありということだろう。いずれにせよ、戦も武道も文化なのである。御終い
by takinowa | 2018-05-13 21:34


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