18.03.28(水) 大山鳴動して鼠一匹(>_<)

 まさに「大山鳴動して鼠一匹」である。佐川宣寿氏への証人喚問、結果は野党及びマスコミの「惨敗」だった。「負け犬の遠吠え」の如く佐川氏による「訴追の恐れがある」との「答弁拒否」を騒ぎ立てても後の祭りである。かつて、西部 邁は、国会証人喚問の手法は大衆による「集団リンチ」と喝破していた。私も、そう思う。
 確かに、財務省理財局による公文書の書換え(改竄)は前代未聞の不祥事だった。<森友文書>書換えが行われた当時の局長・佐川氏の責任は免れない。しかし、ただ「政治の関与」について疑わしいと云う憶測のみが先行する報道と、それに基づく証人喚問は異常である。日本は法と証拠に基づく法治国家であり、原則は「ルールによる支配」なのだ。 敢えてもっと云おう。自由主義社会では「罪を犯す者にも、罪を隠す自由さえある」ことを忘れてはならない。
 で、野党とマスコミが仕掛ける訳の分からぬスキャンダリズムの蔓延は、この国を確実に疲弊させる。いや実害が出る。ほとんどの者は忘れただろうが、ちょうど一年前、小池百合子&ファースト&マスコミは都政に巨悪が存在したかの如く囃し立て、石原慎太郎元知事を百条委員会に証人喚問した。「大山鳴動して鼠一匹」、結果として豊洲市場移転が迷走し数百億円の税金が無駄遣いとなっている。

 昨日、習近平×金正恩による中朝首脳会談が電撃的に行われた。南北や米朝の首脳会談を控え、4月には日米会談も控えている。現下日本において最優先の課題は「朝鮮半島非核化」であり、金正恩に核を放棄させられるかなのだ。そして、首尾よく平和的に事が運んだとしても米中露韓北を相手の外交で下手を打てば、日本へ天文学的「請求書」が送られてくる可能性も排除できないのである。万が一の場合、「北朝鮮非核化支援特別税」といったことも冗談抜きで想定内となってくるのだ。
 国家の礎は外交と安全保障である。こういったことを云うと直ぐに「モリカケ隠し」だの「民主主義の危機」と騒ぎ立てる輩も出てくるが、怯んではならない。私は安倍さんも好きではないが、自民党員として日本の正念場の時、安倍総理を心底支えたい。

 朝から晴天で初夏の陽気。ソメイヨシノも満開。
 午前、小林牧場 ⇒ 千葉県立印旛沼公園 ⇒ 千葉県立房総のむら ⇒ 今井の桜 の順で廻る。平日にもかかわらず、どこも御花見客でにぎわっている。恐らく、ソメイヨシノは今週末(3.31と4.1 土日)が見頃のピークを迎えよう。
 午後、事務所で仕事。読書。
 20時半、帰宅。夜、読書。御終い
 
 山内昌之 × 佐藤 優 「 悪の指導者論 」(小学館・840円)を読む。まさに戦慄が走る一冊だった。ドナルド・トランプ、金正恩、ウラジミール・プーチン、エルドアン(トルコ)、ハメネイ(イラン)そして最後に習近平。インテリジェンスに通暁する二人が、独裁的なリーダーを動かす宗教・思想・原理を読み解き国際情勢を分析。新聞では理解できない各国の内在的論理が理解できる内容だ。備忘録。
 山内:<・・・「冷酷なほど合理的」である金正恩は、このまま座して死を待つことはしません。合理的であるからこそ核を使うと云う選択肢を歴史において初めて選びかねない男です。これが金正恩の怖さです。」><・・・「ディール」の可能性・・・。格の保有は認める。中長距離弾道ミサイルの保有は許す。しかし、大陸間弾道ミサイルの保有は許さない。アメリカに届く大陸間弾道ミサイルは廃棄させ、日本に届く中距離弾道ミサイルは保有を許す。・・・日米安全保障体制は崩壊・・・>(273頁)
 「アメリカファースト」に戦慄を覚えている国会議員が今、どれだけいるのだろうか。
 
by takinowa | 2018-03-28 22:28


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