18.02.06(火) ブーメランは「怪獣王子」に習うべき

 旧民主党のDNAが脈々と継承されている。「他人に厳しく自らに甘く優しい」「言葉への無責任」と云う伝統は文化となり、御家芸の「ブーメラン」がまたもや炸裂。
 で、旧民主党の皆さんへ申上げたい。ブーメランの技法については「怪獣王子」(1967・フジTV)の主人公・タケル少年のYouTube動画をしっかり見て学ぶべき、と。リターンしてくるブーメランを掴み損ね、自らの眉間(=急所)を直撃などと云うヘマは一度もなかった。で、メール疑惑、年金未納三兄弟、山尾志桜里不倫疑惑・・・等々、数え上げれば限がない。
 今国会でも、ほぼ毎日、「線香問題」が取り上げられ、茂木敏充経済再生担当大臣の責任追及が行われた。で、質問している野党議員の多くが政治資金から慶弔費を支出していることが判明。茂木大臣の「出処進退」を声高に云うが、同じことをしているに過ぎない。野党関係者は「政党支部活動」と開き直っているが、そうならば茂木大臣の国会答弁と全く同じではないのか。
 重箱の隅を突っつくような質疑ではなく、大所高所に立った日本の将来についての議論を心から期待したい。

 終日、事務所で仕事、来客の応対。
 花粉症のため鼻水が出て呼吸もままならず参った。
 19時半、帰宅。夜、読書。御終い

 手嶋龍一 × 佐藤 優 「 独裁の宴・世界の歪みを読み解く 」(中公新書ラクレ・820円)を読む。本ブログ読者の皆様に是非御一読をお奨めする。いや、必読書である。日本の針路を考えるうえで、米国・中国・北朝鮮・韓国の内在的論理を把握可能にする一冊。
by takinowa | 2018-02-06 21:34


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