18.01.09(火) 民進党から民進・立憲へ名称変更だってさ~(@_@。

 午前、地元にて年始挨拶まわり。
 午後、事務所で仕事、来客の応対、電☎話掛け。
 18時、北総温泉・真名井の湯でマッタリ時を過ごす。
 21時、帰宅。夜、読書。御終い

 司馬遼太郎 著 「 関ケ原(下)」(新潮文庫・810円)を読む。日本史上最大の合戦、天下分け目の戦の本質は政治的インテリジェンスだった。老獪な家康の戦略と策謀は、優秀な官僚的武将・石田三成率いる西軍をいかに崩壊させたか。生残るために義ではなく、利に走る武将の生き様は昨年秋の総選挙における民進党崩壊と「希望」「立憲」の分裂と同じだった。まさしく、歴史の反復である。
 ちなみに、千葉県議会では本日付で民進党から「民進・立憲千葉県議会議員会」なる会派への名称変更届け出が議長に提出されたと云う。理念も政策もバラバラの議員が離合集散を繰り返す様は、現代千葉県におけるミニ関ケ原の再現と云えよう(^-^;。そもそも、彼らには思想や哲学など存在しないのだろう。要は、議員で在り続けることのみが目的の集団に違いない。
 で、家康の家来、藤堂高虎の凄味は半端でなかった。織田、豊臣、徳川を渡り歩き、そして幕末維新では官軍へと云う勝馬を見極める眼力。私も20年程地方政治家をしてきて、土壇場の局面で同志を裏切る方々を目撃してきたが、いつの時代どこにでもいるのだろう。その場では上手く立ち回っているようだが結局、中長期的に存在感を示すことなどできない。他山の石を以って玉を攻むべしと思うものである。
by takinowa | 2018-01-09 22:56


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