17.09.14(木) 「都民ファースト」の闇 / 定例会開会

 8時、印西を出て県庁へ向かう。
 9時半、自民党議員総会。
 10時、定例県議会本会議開会。森田健作知事の所信表明(議案提案理由説明)。
 10時半、散会。
 11時、庁舎内で政務調査。
 13時、自民党県連で打合せ。
 13時半、千葉を出て印西へ向かう。
 14:45、事務所にもどり仕事、来客の応対、電☎話掛け。
 20時半、帰宅。夜、読書。御終い

 都民ファーストが小池独裁の政党であり、意思決定過程が不透明と云うよりもブラックボックスだと云うことが可視化された。歴代都知事を批判し、「情報公開」を一枚看板としてきた小池知事のWスタンダード=非民主的体質が露呈。
 報道の通り、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が荒木千陽都議(1期)を新代表に選んだ。ところが、13日に行われた議員総会が紛糾。
 そもそも、地域政党結成から8か月で3度の代表交代など異常である。で、小池氏本人を除くと歴代代表は特別秘書又は元公設秘書と云うことだ。7/2の都議選前、小池旋風で戦うため自らが代表に就任、選挙が終わると側近の野田数・知事特別秘書(=都職員)に代表を禅譲。さらに今度の荒木代表も元公設第一秘書と側近中の側近。人事を決めたのは小池氏と2人の幹部のみ、所属議員には寝耳に水で、同日メールで報告があっただけという。所属議員には言論統制まで敷かれて、記者が何を聞いてもノーコメント。いくら素人集団でも、政党の体をなしていない。彼らを見ていると、小泉チルドレンや小沢ガールズ、橋下チルドレン、安倍ベイビーズがまともに見えてくる。
 石原、猪瀬、舛添の歴代知事と都政に対し、さらに御自分のいた自民党都連に対しても密室で物事が決まるブラックボックスだと散々罵詈讒謗を浴びせていたのに、自分が天下を取ったら露骨な密室&側近政治を展開。いまや、都民ファーストこそブラックボックスではないのか。あの一党独裁・ソビエト社会主義連邦ですら共産党最高幹部会議において党で選ばれた政治局員が長い時間をかけて書記長や首相など重要ポストが決定していった。小池氏の権力構造と政治スタイルは、どちらかと云えば将軍様に近いのかも知れない。
 話は脱線したが、地方政治は二元代表制で、首長も議員もそれぞれ住民が選出する。絶大な権力を有する知事に対し、都議会が緊張感をもって対応しチェックしていくことが二元代表制の意義なのだ。55人の最大勢力の都民ファーストが小池知事の「イエスマン集団」では、まさに都民への裏切りとしか言いようがない。
by takinowa | 2017-09-14 21:37


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