06.06.28(水)

 今日は、木下本店が定休日。午前中、家族三人で自宅の掃除と片付け。いよいよ本年も六軒厳島神社の例大祭が近づいてきた。例年、祭りでは不特定多数の人が我が家に出入りする。文字通り家族にプライバシーはなくなる。普段は散らかっているが、この時ばかりはきれいにしておかなければならない。暑くなってきたので、まず掘り炬燵を畳に直す。不要な書類や雑誌を処分し少々清々とする。築八十数年の古い屋敷のため、大雨で風向きの悪いときは雨漏りもする。一昨年は屋根にスズメ蜂の巣ができて大騒ぎになるなど、毎年何かトラブルが発生する。(結局、母が夜間殺虫剤で退治した。母は戦時中、軍国少女だけあって強い。)正直、ニュータウンの高層マンションや新築の家を見ると羨ましく思う時もある。12時、昼食。ソース焼そばを食す。
 14:30、市役所産業振興課で半田課長。農業振興で秋以降の取り組みと印西ブランドの地酒開発や舟運事業について相談する。特に、私が公約に掲げた産直問題では農業者や市民の期待を裏切ってしまっている。ここはもう一度仕切り直しで、事業の枠組みを立て直さなければならない。私は本気である。16時、ニュータウンのイオンモールへ。家業についても超本気である。
 18時、六軒の香取屋へ。六軒自治会(六軒1~4、七畝割・5町内会460世帯)の役員会。市建設課より小川課長と桜井さんに来て頂き、地区の基盤整備問題について話し合う。松本一正会長、斎藤節男さん(元市総務部長)らから活発な意見が出る。会議終了後、うな重を食す。20:30、帰宅。
 佐藤優著「自壊する帝国」(新潮社・1,600円)を読む。本の帯に「どんな国際スパイ小説よりスリリング」とあるがまさにその通り。このブログを見た皆さんにも「国家の罠」(新潮社・1,600円)とともに、是非読んでほしいと思った。一公務員(外交官)のノンフィクション・回想録ではない。ソ連邦という巨大帝国の崩壊という世界史的事件の真っ只中で、壮大な人間ドラマが展開されているのだ。佐藤はとにかく命懸けで人生を生きている。と同時に人間関係も命懸けにちがいない。鈴木宗男代議士やアントニオ猪木さん、ソ連・ロシアの政治家達も佐藤優に惚れ込んだのであろう。私も印西という小さな世界ではあるが、命懸けの生き方と政治活動をしていきたいと思うものである。
 
 
by takinowa | 2006-06-28 21:08


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