16.08.05(金) 児童虐待、初の10万件超( `ー´)ノ

 県議として取り組む仕事でもっとも心が痛む問題は児童虐待だ。世の中、Rio de Janeiro五輪一色で盛上る中、衝撃的なニュースに驚く。増加傾向ということは分かっていたが、一体この世の中の家族はどうなっているのか。ただ、この10万件と云う数値に驚いてはならない。現実が可視化されたに過ぎない。今後も数字は増加するはずだ。このことについては別の機会に、しっかりと本質論を書く。もちろん、千葉県も何とかしなければならない。子供の命に係わるような事案は絶対防止しなければならない。
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 2015年度に全国の児童相談所(208カ所)が児童虐待の相談・通報を受けて対応した件数は、過去最悪だった前年度をさらに14329件上回る10万3260件(速報値)になったことが4日、厚生労働省から公表された。(朝日・読売ほか)1990年度の統計開始以来、10万件を超えたのは初めてで、千葉県の相談件数6669件と全国5位だった。様々な要因があるだろうが、相談・通告件数の急増に児相の体制強化も急務である。
 ちば自民党・児童虐待防止対策PT(内田悦嗣座長)としても、県の対応強化を今後とも要請していくこととなる。私自身、PTメンバーとして県内外の児相や養護施設・乳児院等の施設を視察し、さらに里親の方々からも意見を伺うなど現地調査してきたが、最前線における関係者の献身的な働きぶりに頭が下がった。と同時に、無責任な親に腹が立ったことも事実である。
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 で、千葉県の児童相談所は6か所(印西市の管轄は中央児相)に設置されている。詳しくは千葉県公式HPで御覧頂けるが、子ども家庭110番も開設されている。
 〇 児童に関する相談の受付時間(中央児相):毎日8時半~20時
 〇 児童虐待に関する相談・通告の受付:毎日24時間
 なお、千葉県の児童虐待の状況は昨年度(H26)対応件数は5,173件(全国4位)。虐待の類型別では身体的(29%)、性的(2%)、心理的(42%)、怠慢・拒否:ネグレクト(27%)となっている。もちろん、H27年度は上記の通り相当増加している。この国のモラル、親たちの責任感は一体どうなっているのか。
 五輪の追加種目に野球・ソフトボール、空手など5競技18種目が決定。そのうちサーフィン競技が千葉県一宮町で実施されることとなった。これで、千葉県開催の競技はレスリング、フェンシング、テコンドー(幕張メッセ)と合せ4つに(パラリンピック:4競技)。まさに、2020東京・千葉五輪という名称に変更してほしいと思うものである。

 午前、佐倉市へ。印旛支庁・地域振興センターでパスポート申請。
 午後、事務所で仕事。来客の応対。いよいよ猛暑。7月がなんとか凌げただけに、きつく感じる。
 19時半、帰宅。夜、読書。御終い。
by takinowa | 2016-08-05 22:23


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