15.06.04(木)

 6:10~8:20、JR成田線・小林駅で朝の御挨拶と県政報告。 朝から晴天となり気温も上昇するが湿気が少なく快適だった。だが、マジで眠かった(≧◇≦)
 昨日から国内外で危機管理に関するニュースが大きく取り上げられている。<中国・長江、客船が転覆、死者行方不明者が400名以上>、<韓国、MERS(中東呼吸器症候群コロナVirus)感染拡大・隔離対象者1600人超>、さらに<那覇空港あわや衝突・二重のトラブル>と立て続けに報道された。今後の事態の推移を注意深くウオッチしなければならない。

 午前、事務所で仕事、来客の応対、電☎話掛け030.gif。 11時、北千葉道路事務所幹部、来所。本年度の工事内容について説明を受け意見交換。
 午後、地元市内を廻り広報広聴活動。 有害鳥獣(イノシシ)対策、飼料米転作事業、土地改良など農業問題や各地域の基盤整備について意見交換。
 で、4月の統一地方選後、印西市行政との意思疎通が格段に改善された。よって、仕事も実にsmooth と感じる。 この背景については、月刊千葉ニュータウン・6月号の一面記事:「対立・混乱から協力・安定へ」の分析内容の通りと思う。まさに、選挙結果が全てだったということだろうか。 また、同誌の報道を受け、「…選挙で民意が示されたことにより、一部市議と市長の政治的癒着関係が既に終わったのではないか」と分析する市民も多い。さらに「…印西市の行政権力簒奪を目指した一部市議の謀略を県議選で打ち破った」と指摘する市民の声もあった。ま、当事者の自分としては些か厄介な方々だったが、相手がどうのこうのではなく最後まで地元有権者の政治的Literacyの高さを信じていた。 結果は予想通りの民意が示されたと思う。
 18時半、帰宅。夜、読書。

 村上春樹 著 「 国境の南、太陽の西 」(講談社文庫・572円)を読む。 主人公<ハジメ>のような奴、いるのかよって感じ。まあ、村上の小説は、リアリティのない無機質さと超現実的かつ具体的な描写のバランスが面白いのだが。。 で、やっぱり気になるのが渋谷駅での島本さんとの遭遇時、ハジメの腕を掴んだ男の正体は一体何者だったのか。。。「1Q84」の時もそうだったんだが、主人公・天吾の人妻セフレは一体どうなっちゃったのか、、、とか。確かに作家として超一流なんだろうが、ちょっと独りよがりも甚だしいのではないかと感じる。ハッキリ言って、彼の小説をほとんど読んだが、精神的な追体験も不可能である(エッチなセックス描写を除く(・・;))。だから、読めば、それなりに面白いのだが、読後に何も残らない。
 で、山崎豊子「不毛地帯」の<壱岐>や五味川純平「人間の条件」の<梶>と<ハジメ>や<天吾>の落差の大きいこと(-_-メ)15.06.04(木) _f0035232_21522081.jpg
by takinowa | 2015-06-04 21:56


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