13.12.14(土) 高田 純 先生、印西市放射線衛生調査報告書作成へ

 午前、政務で柏市と八千代市方面。
 午後、事務所で仕事、来客の対応、電☎話掛け。
 17時、地元の忘年会で県政報告。 18時半、帰宅。 夜、読書。

 12月7日、8日の二日間、印西市で行った放射線衛生調査、放射線健康調査、放射線セミナーの県民向け調査報告書(リポート)について、高田純・札幌医科大学教授に正式に依頼。 高田先生からは御快諾頂き、A4表裏カラー印刷のリポートを2014年1月20日に送って頂くことになった。 (印刷枚数等詳細は別途相談) まずもって、高田先生の御厚意を心から有難く感謝致したい。 で、印西市を中心に多くの県民に、「千葉県に放射線リスクなし」という真実を知って頂くため全力で配布していくことになるだろう。 一人でも多くの方が、リポートを読んで安心して頂ければ幸甚だ。 
 ただし、指定廃棄物一時保管事業については安全であるという科学の問題と最終処分場設置という政治の問題は完全に分けて私も地元地区の皆様も考えている。 特措法に基づき国の責任で解決すべき政治的事案という認識は1ミリも動いていない。 そもそも、現在一時保管場所となっている手賀沼下水処理場は、目的を持った県の行政財産だ。 日本が法治国家である以上、都市計画法に基づく行政財産の目的外使用は絶対許されない。 あくまでも緊急避難的な一時保管であって、このことについては、環境大臣も森田知事も確約している。 よって、地元の発作下(ほっさくしも)地区の皆様も、当然私としても、科学的に安全性が担保されるという条件で、東葛地区136万県民の生活を勘案し、受入れた次第である。 まさに、公助の精神であり困った時は御互い様という日本人の助け合いの心、共同体精神が根底にあったのだ。 だからこそ、国は責任をもって問題解決に全力を尽くして頂きたい。 何度でも繰り返すが、日本は法治国家であり、約束を守ることが社会の公序良俗と信頼の基盤となっていることを忘れてはならない。 まさか、「 約束はした。 ただ、約束を守るとは約束していない 」などということのないように、くれぐれも釘を刺しておきたい。 このことについては、県議会各会派の先生方と相談し国への意見書の決議等も検討して参りたい。

 夏以降、総務防災常任委員長として県消防学校候補地選考や地元案件である北総鉄道運賃問題等々、頭が割れそうな程厄介な課題と日々向き合っている。 消防学校候補地の件は結果として地元には残念だったが、オール千葉県で考えれば常任委員長として責務を果たすことができてホッとしている。 だが、しかし八重の桜の綾瀬はるかではないが、毎日「なじょして?」と思い悩み、なぜ人間は論理的な思考に基づく合理的判断ができないのだろうかと暗澹たる気分になる。 分かりやすく申せば、心の奥底に鉛の塊が沈んでいる。 ハッキリ言って、憂鬱の状態が続いている。 
by takinowa | 2013-12-14 19:29


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