13.08.28(水) さわやかちば県民プラザ / 都心直結線、国3億円調査費

 朝、読書。 恐らく、人生の最後まで司馬遼太郎にハマり続けるのかなとしみじみ思う。 村上春樹より余程分かりやすいかも。。。(^ω^)
 10時、瀬戸。 元印旛村長で印西市名誉市民・吉岡敏夫先生宅を訪問して懇談。
 11時、木下の柏屋蕎麦店。 千葉県立印旛高校同窓会役員の方々と懇談。 正午、印西を出て柏市へ向かう。
 13時~15時、柏の葉公園に隣接する「 さわやか ちば県民プラザ 」を視察。 同プラザは、県民の生涯学習拠点としての「千葉県生涯学習センター」と参加型芸術文化活動の振興を図るための「千葉県芸術文化センター」機能を併せ持つ複合施設として平成8年11月に開所。 森本均所長から詳細な説明を受け、施設を見学。 百聞は一見にしかず、と云うが実に素晴しい施設であった。 まさに、県民への至れり尽くせりのサーヴィスが提供されている。 詳しくは公式HPを御覧頂きたいが、多くの県民が利用することを願って止まない。
 それにしても、柏の葉地区の発展は目覚ましい。 2005年のTX開業以降、都心やつくばとのアクセスが著しく向上。 広域公園(45ha)の柏の葉公園、2万人収容の総合競技場、東葛テクノプラザ、さわやかちば県民プラザほか本県第一級の中核施設は元より、東京大学柏キャンパス、国立がんセンター東病院、千葉大学園芸学部・・・等々が立地している。 まさに、発展する県北の象徴的スポットだ。
 一方、1966年にスタートしたわが地元の千葉ニュータウンはどうだろうか。 これまで印旛日本医大や東京電機大学・・・等々の大学、特定業務用地には企業の研究所、沿道沿いには大型商業施設が進出したものの今なお、約400haという広大な未処分地が残っている。 まさに、日暮れて途遠し。。。 柏の葉地区よりも20年程早く開発を始めたのにもかかわらず、街の熟成度を比較すると誰が見ても雲泥の差を感じるに違いない。
確かに、千葉ニュータウンは国の新住宅市街地開発法に基づく県事業であり、旧日本軍国有地の地元(県と柏市)払下げの土地開発とは経緯も性格も異にすることは理解している。 そもそも、千葉ニュータウン事業の根拠となる法律の目的は安価で優良な住宅を国民に提供することにあった。 しかしながら、綾小路きみまろではないが法律が制定されてから半世紀以上が経過。 日本社会の状況も時代も変容し、時限立法も平成25年度でいよいよサンセット(日没=御終い)を迎える。 私は県議会等で何度も発言しているが、約半世紀が経過する千葉ニュータウン事業に千葉県としても今度こそ主体的に係わらなければならないと訴えたい。
 何度も繰り返すが、住宅供給が主目的の新住法の終了とともに、千葉県がイニシアチヴを発揮し知恵を出して本気で汗をかくことが大事である。 柏の葉とまでは申上げないが、千葉NTの顔となるような国の公共施設の誘致や県の防災拠点(消防学校)も当然検討し推進すべきだ。 県当局におかれましては、ひとつ宜しく御査収の程御願い申上げたい。 15時、柏の葉を出て印西へ。
 17時、事務所にもどり仕事。
 本日の千葉日報一面、「 都心直結鉄道、調査に3億円 国交省概算要求、本県関係 」との見出しを発見し驚く005.gif  このことについては、私自身H22年9月定例会でも取り上げたし(※)、県も国への重点要望に位置付けている。 まさに、成田~東京間36分、成田~羽田間50分台という夢の実現に向け一歩が踏み出され、大いに歓迎するものである。 成田空港と北総地域の将来を考えた場合、都心直結線は北千葉道路の外環道接続と同様、死活的に重要な交通インフラに違いない。 概算要求段階なのでまだ油断はできないが、私としても最大限力を尽くして参りたい。
(※)公式HP・TPから「県議会リポート」第10号・平成22年11月10日付を是非御覧下さい。
 19時半、帰宅。 夜、読書。

 司馬遼太郎 著 「 翔ぶが如く(五)」(文春文庫・610円)を読む。 大久保利通の対清国外交交渉が圧巻。 世間では不人気の大久保だが、交渉力を含め政治的インテリジェンスは他の追随を許さない。 国家への責任力といえようか。。。 粘り腰・・・交渉の粘着力というか、途轍もない迫力を感じた。 百億分の一でも学ばなければと強く思うものである (--〆)
by takinowa | 2013-08-29 04:56


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