12.03.08(木) 千葉県立印旛明誠高校卒業式

 3/6 に行った予算委員会質疑、千葉TVの生中継を御覧になった多くの県民の方々から貴重な御意見が寄せられている。
 県の総合防災拠点の立地については、
 「危機管理よりも塩漬けとなった県有地の有効活用を優先しようとするのであれば問題だ」
 「立地については液状化や津波の危険性がないのは当然の危機管理だ」
 「震度7クラスが予測される首都直下型地震で、東京湾岸に甚大な被害が考えられる。 総合防災拠点の立地は人口の集中する住宅密集地を避けるべき」
 「平時の利便性よりも、災害時の危機管理を第一に考えるべきではないか」
といった意見が寄せられた。
 また、放射性物質を含む焼却灰の一時保管については、印西及び我孫子の市議の先生方から相談を受ける。 予算委員会質疑でも述べたが、「感情的な議論ではなく、科学的知見に基づく理性的な対応が大事。スピード感を持って、かつ冷静な検討が必要」と説明する。 いずれにせよ、最悪の事態は、ゴミ処理ができなくなることだ。 坂本副知事は筆者の質問に対し「緩慢に進行する危機が迫っている状況」という認識を示した。まさに言い得て妙、絶妙な表現と思った。 私としても昨年8/31、浜田穂積県議とともに東葛4市及び印西の市長さん方と連携し、森田知事に4市1組合焼却灰の一時保管を要請した経緯もある。 エドマンド・バークの「ブリストル演説」の精神で、力を尽くしたい。

 8時、千葉を出て印西へ向かう。
 10時、県立印旛明誠高校卒業式に来賓出席。若者たちの門出を祝い、はなむけの言葉(祝辞)を申し上げる。 実に感動的な式典であったと思う。
 12時半、事務所にもどり仕事、来客の対応。
 18時半、早めの帰宅。予算委員会も終わり、少々ホッとした。 昨日は石炭殻のような精神状態だったが、12日予定の環境警察常任委員会に向け準備を進めたい。 夜、放射能関係の勉強。

         予算委員会質疑(03.06) 】
 県執行部と「放射性物質を含む焼却灰の一時保管」、「県の総合防災拠点の立地」について質疑を行いました。 詳細は県議会動画(録画)を御覧下さい。
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した議論
まさにガチンコ勝負を展開
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by takinowa | 2012-03-08 19:30


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