11.11.05(土) Rugby Top League in 柏の葉総合競技場

 9時半、木下駅南骨董市で、商店街の旦那衆に御挨拶。 11時、印西を出て柏市へ。
 12時半、県立柏の葉公園総合競技場。13時、先週開幕した2011 Japan Rugby Top League 公式戦第2節、 千葉県ラグビーフットボール協会主管試合 NEC グリーンロケッツ VS パナソニック ワイルドナイツ Kick Off. 夏目 健 県協会理事長はじめ関係各位による万全の準備で、本年もTop League 公式戦の素晴しい環境が整った。 ラグビー協会長として、関係者の尽力に心から感謝申し上げたい。
 ゲームはホーム・NEC の大声援がスタジアムに反響する中、開始早々から激しいフォワードの攻防が続く。 前半20分過ぎからはパナソニックがゲームの主導権を握りボールを支配、FW・BK 一体となって NEC デフェンスを翻弄し縦横無尽に展開。たて続けに5トライ(5G)・1PG で、後半20分までに38対0 となりワンサイドゲームかと思われた。しかしながらその矢先、残り20分を切ってからNEC、怒濤の反撃が始まる。 まさに、波状攻撃!!! 後半途中出場の ナンバー8 ニリ・ラトゥ や 195cm/125kgの巨漢フルバック ネマニ・ナドロが獅子奮迅の大活躍。 観る者の心を熱くするような魂のプレイを連発し、スタジアムは興奮の坩堝(るつぼ)と化した。 息を吹き返したNEC フィフテーンはモール・ラックで連続してボールを奪取し展開・接近・激突・展開を約20分間継続。 4連続トライ(3G)で、26点を挙げるも時すでに遅く、 無情のノーサイド。 後10分、いや、せめて5分あれば逆転できたのではと思わせる猛攻だった。結果は、26ー38でパナソニックの勝利。 昨季の日本一、チャンピオンチームを追い詰めたものの、勝負の世界は実に厳しい。 地元千葉県代表・NEC の捲土重来、次節以降の奮起を期待するものである。
 それにしても、迫力満点の素晴しいゲームであった。 ラグビーの持つ可能性や楽しさが十分、御客様すなわち県民に伝わったのではなかろうか。 地元・NEC が負けたことは口惜しいが、まさに日本ラグビーの頂上(Top)を競う公式戦が本県で開催されることは実に意義深い事と思う。
 
 思い起こせば今から15年前の1996年、千葉県ラグビー協会は初の有料試合・東日本リーグ戦を印西市松山下公園で行った。 NEC 対 三洋電機(現・パナソニック) 戦 だった。 翌年、伝説の名門チーム・新日鉄釜石 も印西でゲームを行った。 あまりに嬉しくて、京都の岡 仁詩 先生に電話で報告し、先生が大変喜んでくださった記憶が蘇える。 21年前の第1回千葉県ラグビー祭も含め何もかも、セピア色の懐かしい想い出だ。 現在は、NECやクボタ、日本IBM など強豪チームを有し、花園では流通経済柏高が活躍するなど、千葉県ラグビーは大きく発展したと思う。 天国で見守ってくださっている岡先生や佐相昌夫前理事長に感謝の心を込め、2019年ワールドカップ日本開催に向け、これからも会長として頑張りたい。 そして、一人でも多くの方に、ラグビーの楽しさ、素晴しさを普及して参りたい。 少々気障だが、気分はラグビーの伝道者といったところだ。

 15時半、柏を出て松戸へ向かう。 17時、前から約束していた会合に出席し談じ合う。 自分は県議の割に人見知りが激しくシャイ(照れ屋・内気)で、取っ付きずらく思われる時もあるらしいが一旦、身内と思うと腹を割って何でも話すタイプだ。 また手前味噌になり恐縮だが、自分の特技は「酒場の会話術」と勝手に自負している。 教養の裏打は全くないが、人を楽しくさせる術というか、本音ベースのユーモアのセンスがあるようだ。 歴史や文学、政治から哲学・宗教にかけての話題で、少々下ネタも混ぜて場を盛り上げることも可能である。 いずれにせよ本日も、楽しく有意義な時間を過ごすことができた。 22時、帰宅して読書。
 西岡武夫参議院議長が御逝去された。突然の訃報に驚く。 昨年後半から、自民党と見間違う程の強烈な批判を政府民主党に対し浴びせていた。 まさにどれもが正論であり、国を思い死を意識した上での発言だったに違いない。 心から御冥福を祈る。合掌
by takinowa | 2011-11-05 22:23


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