11.07.14(木) 印西市立大森小学校・創立118周年記念式典

 10時、我が母校・大森小学校の118周年創立記念式典に来賓出席。 児童・生徒と共に、校歌、創立記念日の歌を元気よく歌った。 このような形で毎年、創立記念日の式典を開催している学校は他に例がないという。 旧大森町には歴史と伝統を大事にする風土がある。とりわけ大森小学校は地域で愛され続けている。 同校卒業生であることを誇りに思い、地元の素晴しい文化と公共財を今後も守り続けていきたい。
 午後、事務所で仕事、来客の対応。夜、地元で会合に出席。

    県議・滝田敏幸、もの申す!是は是、非は非(71)
  【 菅総理を批判する前に、まず自省すべきではないのか

 
 時事通信社の世論調査によると、菅内閣の支持率は12.5%(不支持率は71.2%)。恐らくTVに菅総理の映像が流れた瞬間、ほとんどの国民が生理的嫌悪感を催すに違いない。 残念ながら、菅総理がどんなに素晴らしい内容の発言をしても、拒否反応もしくは無視されるのいずれかであろう。
 また、今からほんの40日前、国会で菅総理を信任したはずの民主党議員が恥も外聞もなく騒ぐ姿ほど情けないものはない。
 先一昨日のブログで、心友・佐藤優の論文を紹介したが、「菅総理の首をすげ替えたからといって、事態を改善できるわけではない」 ということを冷静になって考えなければならない。

 「 日本は民主主義国である。民主的手続きによって選ばれた首相の能力が、国民の平均的水準から著しく乖離していることは、客観的に考えてありえない。 菅総理の情けない姿は、筆者を含む現下の情けない日本人の実態を反映したものだ。 福島第一原発事故に関しても、菅首相、東電幹部と比重は異なるが、われわれ国民一人一人にも、原発に依存した大量電気消費社会の利便性に安住したという点で応分の責任がある。 問題は、多くの日本人が懺悔の気持を失ってしまい、自分だけを局外に置いて、菅首相、政府幹部、東電幹部などを批判するだけで、悔い改めを行動で表さないことだ 」
 佐藤優 著「予兆とインテリジェンス」(産経新聞社)前書より。

 全くその通りである。 オルテガにならえば、自己を懐疑しない「専門」知識を持った「大衆人」が行う無責任な批判や発言は、唯でさえ複雑な状況を一層ややこしくするだけだ。 私は何も「政府批判を止めろ」とか、「御上に盾突かず沈黙しろ」と言いたいのではない。 発言は大いにすべきであり、責任ある公共的討論や主体的な批判こそ大事と考えている。 
 ただ、このままでは日本が危ない。 日本社会の政治に関わる全ての者たちへ訴えたい。今こそ、心ある者は政治的不利益と知りつつも、自分の言葉で本当のことを語らなければならない、と。
 ハッキリ言って、大衆世論とポピュリズムは民主主義の不治の病である。だが今の時代、私は蛮勇を振るうことも美徳とさえ思っている。 マスコミ世論が支配する大衆民主主義という荒野の真只中で、私自身、負け戦を覚悟しながらも正々堂々と論陣を張っていくつもりだ。
by takinowa | 2011-07-14 18:03


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