10.10.23(土) 第10回全国障害者スポーツ大会 ゆめ半島・千葉大会

 皇太子徳仁親王の来臨を仰ぎ本日、第10回全国障害者スポーツ大会 ゆめ半島・千葉大会開会式が挙行された。
 8時、式典会場の幕張メッセへ。同施設は延床面積165,000㎡と国内最大級のコンベンションホールであり、千葉マリンスタジアムとともに幕張新都心のシンボルである。公式のラグビー(サッカー)場が10面以上取れる程の圧倒的スケールだ。9時半、千葉市長による開式宣言。47都道府県及び19政令指定都市代表の役員・選手、およそ4千名が堂々の入場行進。ゆめ半島・千葉大会会長 森田健作知事からの挨拶そして
 皇太子殿下より御言葉。
 炬火入場・点火、選手代表宣誓をもって閉式。
 10時半、皇太子殿下の御前にて歓迎演技。聴覚障害を持つKiyoのサインボーカルが評判のデュオ「アツキヨ」のライブに続き、式典はいよいよクライマックスを迎える。江戸時代から継承される伝統芸能「銚子はね太鼓」、小中高生、特別支援学校児童・生徒約1000名、そして選手・役員、観客も一体となって千葉県の魅力を表現。「千葉の海」、「千葉の花」、「千葉の自然」、「千葉の伝統」が見事に演出され実に感動的であった。特に、ラヴェルの「ボレロ」に合わせた小中高生によるフラッグパフォーマンスと銚子はね太鼓のコラボレーション、特別支援学校児童・生徒のダンスには、心の奥から湧いてくるような熱い興奮を覚えた。正直な話、涙が止まらないほどだった。
 私は保守主義者なので、薄っぺらで凡庸な言葉遣いや偽善的な綺麗事は嫌いなのだが、敢えて言いたい。「人間には無限の可能性がある」と。本日の開会式に参加し、勇気や感動を与えられたことに心から感謝したい。
 午後、久々に公務はOFF。 スティーブン・ソダーバーグ監督 デル・トロ主演「チェ 28歳の革命」(米・仏・スペイン 2009年)を鑑賞する。 チェ・ゲバラは伝説の革命家であり、カリスマだ。特に、自分の言葉に対する責任と倫理性という意味で、筆者は保守主義者であるが本気でゲバラを尊敬している。日本のゲバラと言えば、元・滝田修こと竹本信弘さんだ。人間の解放を語る竹本さんは、同時に人民への愛も語っている。決して、左翼ではない。少なくとも、市民運動家であったことを自慢する菅直人総理とは人間の器が違う。もうそろそろ、日本人も、仮面の剥がれかかった菅直人の本性を見抜かねばならない。
 夜、事務所で仕事。032.gif 本日、わが読売巨人軍のCS敗退が決まった。何としても、千葉ロッテには1974年日本シリーズの再来、中日を粉砕して日本一に輝いてほしいと思うものである。
 そして、いよいよ明日、注目の衆議院北海道5区補選が行われる。結果次第で政局に影響を与える気配が漂っている。来週以降、「政治とカネ」を巡り、一波乱起きそうな予感がする。いずれにせよ、民主代表選においてあれだけこの問題で小沢氏に追い込みをかけた菅総理や岡田幹事長が、優柔不断ぶりを見せるのは噴飯ものだ。単なる御都合主義の言葉遣いしかできないのか!
by takinowa | 2010-10-23 23:16


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