10.07.13(火) 手賀沼水環境保全協議会

    県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (45)
  【 民主党はバラマキ政策の誤りを認め、マニフェストを撤回し国民に謝罪せよ!(1) 】


 自民とか民主といった党派の立場ではなく、一国民として客観的な意見を述べたい。
 まず結論を先に申し上げれば、管首相の続投でこの国の政治と経済は、一層危機的な状況を迎えるであろう。
 参院選で惨敗した管・民主党政権にとって、新たな衆参ねじれ国会の状況は極めて深刻だ。 管総理はまず以って、昨年の民主党政権公約(マニフェスト)の子ども手当や高速道路無料化、農家所得戸別補償制度、暫定税率廃止・・・等々、財源の裏付けの全くなかったバラマキ政策の誤りを公式に認め、国民に謝罪すべきだ。
 と同時に、「行政のムダを省いて予算の組み替えで、マニフェストに掲げた公約実現のための財源・20兆円を捻出する」といった主張も、全く根拠のないウソ話であったことを正直に認めるべきである。何しろ、あれだけ鳴り物入りで行われた「事業仕分け」なるものの財政支出削減効果は、たったの7000億円弱。この程度の話は、自民党時代のシーリングによる予算編成で十分に可能な削減額なのだ。まさに、官僚いじめの「公開処刑」よろしく、単なる政治ショーであり悪しきポピュリズム政治に過ぎない。さらに、この「事業仕分け」のシナリオ(台本)を、財務省が書いていたというから開いた口が塞がらない。どこが「脱官僚」であり、「政治主導」なのか!? まさに茶番劇である!
 秋以降、管総理がそのまま居座っているかどうかは定かでないが、民主党政権は秋の臨時国会を乗り切ることができるのだろうか。 郵政法案をはじめ、重要法案の成立の目途も立たず、政権運営が行き詰る可能性大といえよう。
 そもそも民主党は2007年参院選後のねじれ国会で、安倍首相が職を賭して継続・延長しようとした「新テロ特措法(インド洋海上給油法案)」、さらに福田内閣では「道路特定財源・暫定税率」や 「日銀総裁の同意人事」などで、野党として政府与党と徹底的に対決する国益無視の理不尽な「政局至上主義」の戦術をとった。
 さらに政権交代で与党になった後も、今年の通常国会では、衆院の「数の力」を頼みに国会審議の慣例を再三無視するなど、かつての自民党政権下でも考えられない強権的国会運営を行い、野党との亀裂を深めた。まさに、議会制民主主義の冒涜であった。
 管政権と民主党は今後、野党から<意趣返し>を受ける可能性を自覚すべきだ。確かに合意重視の円満な国会運営は理想である。だが、まずその前提として、民主党はマニフェストのウソを正直に認め国民へ謝罪するのと同様に、これまでの強引な国会運営及び野党時代の「政局至上主義」を猛省し、野党に対して率直に詫び040.gifを入れるのが筋と考える。 (続きは、7/14付・ブログに記します)

 午前中、事務所で仕事、来客の対応。13時半、印西を出て我孫子市水の博物館へ。14時、顧問を務める手賀沼水環境保全協議会H22年度総会に出席。
 途中で、構成員の何人かの県副知事及び首長が中座するのに驚く。何某市長などは、長々と御自身の意見を陳述し質問した挙句、サッサと会議場を出て行く始末。その後姿は不誠実そのもの。一体何様のつもりか、と申し上げたい。 多くの各種団体や傍聴にこられた方々に失礼と思わないのか。 一般社会常識というよりも小学生の躾レベルの話である。
 県環境生活部に対し断固、抗議する。 会議の在り方も含め、印旛・手賀沼の環境問題について一般質問で取り上げなければならないだろう。
 16:45、事務所にもどり来客の対応。17時半、印西を出て習志野市へ。会合に出て深夜帰宅。
by takinowa | 2010-07-14 00:55


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