10.02.03(水) ハイチ大地震被災地支援緊急街頭募金活動 at 千葉NT中央 / 節分

   ハイチ大地震被災地支援街頭募金活動 at 千葉ニュータウン中央
 ハイチ大地震の死者が20万人を超えたとの報道に驚く。行方不明者も含めれば未曽有の犠牲者数になるとのこと。今も多くの被災者が国際的支援を待っている。自民党印西支部青年局では、一昨日に続き本日も緊急の街頭募金活動を行うこととする。
 18時、千葉ニュータウン中央駅前で、同志7名とともに募金活動を開始。たくさんの方々から激励の御言葉とともに心の籠った義援金を御預かりする。霙(みぞれ)混じりの雪の中、約3時間、全員頑張り通すことができた。そして、印西市民の人情や絆を感じグッときた。21時半、草深の中華料理店で反省会。23時、自宅にもどり、即入浴する。
 世の中には母親から毎日、本人が全く知らずに50万円(月/1500万、年/1億8千万、4年で12億円)の御小遣を貰っていた方もいるらしい。ハイチのお金に換算すると、GDPや物価を考えれば恐らく日々数千万円となるはずだ。<格差社会>や<労働なき富>を声高に批判されていた御方だけに、あまりに不条理を感じる。

 日中、事務所で集中して勉強。英国の政治哲学者 エドマンド・バーク著 / 水田 洋訳 「フランス革命についての省察ほかⅠ」(中公クラシックス・1300円)を読む。 バークは保守主義を代表する思想家であり、オルテガやトックヴィル、ギボンはじめ多くの哲学者やロマン派に影響を与えた知の巨人である。私は昨年総選挙後の民主党政権誕生で、再度バークを読み直さねばならないとまず思った。今こそ、保守主義の源流を辿り、原点に回帰することが大事と考える。
 さて、日本の教科書では一般的にフランス革命が肯定的に書かれている。しかしながら、実態はどうだろうか。フランス革命の「人権宣言」及び「自由・平等・博愛」といった理想的スローガンは、結局、ジャコバン独裁による恐怖と混乱、テロルと掠奪・・・へと向かっていく。翻って政権交代後の現下日本の状況は、鳩山<友愛>政治のもと民主党マニフェスト至上主義で、国家・国民に災厄が齎されようとしている。すなわち、言ってることと、やってることが違う無責任政治である。どちらも過剰な理想主義であり、人間理性を単純に軽信する左翼である。その思想の根本には、人間のパーフェクティビリティ(完全化可能性)を信じる近代の進歩主義という考え方がある。一方、保守主義は人間理性の限界や不完全性を前提とする立場をとる。社会の慣習や伝統といった規範を尊重する歴史主義といってもよい。すなわち、社会の<急進的革命>ではなく <漸進主義的改革>を選択する。 つづく
by takinowa | 2010-02-04 00:31


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