09.12.11(金)

 朝から終日、雨降り057.gif。肌寒い一日であった。
 午前、政務に関する情報収集で富里市、八街市方面。
 午後、事務所で仕事。25日に東京で予定される(仮称)八ッ場ダム推進1都5県全体協議会について、地元自治体はじめ各方面と連絡調整。利水・治水・水防関係者にとって、関心は極めて高いと感ずる。
 14時半、手賀沼土地改良区事務所へ。阿曽亮一理事長を訪ね、国営手賀排水機場のポンプ故障に関する県議会一般質問の報告。併せて、17日に予定される県議会農林水産常任委員会の手賀排水機場・県内調査(視察)についてお話しする。手賀沼流域1700haに及ぶ広大な農地と印西・我孫子・柏・白井の都市排水で、本施設はまさに大黒柱である。また、1956年の稼働以来、53年が経過し老朽化も著しい。国(農水省)により調査が行われるということであるが、大規模修繕の場合、かなりの予算が必要となる。一刻も早い復旧に向け、関係各方面の調整を含め力を尽くしたい。
 夕方、来客の対応、養豚関係の陳情。夜、忘年会。
 八ッ場にしろ、手賀排水機場にしろ、印西にしてみれば死活的に重要な公共事業である。自治体の責任ある行政関係者や地域の方々は、本当に心配している。県や自治体に何の相談なく、地元の声を全く無視し、「無駄な公共事業」のレッテルを貼られては堪ったものではない。そもそも、利根川流域とりわけ印旛・手賀沼地方には、江戸の昔より水との闘いの歴史がある。利水・治水で、どれだけの先人が力を尽くしてきたかを思うと、現下の民主党政権による強権的政治手法には断固抗議せざるをえない。
by takinowa | 2009-12-11 17:52


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