09.11.24(火) 自民県連・移動政調会 / 鳩山総理元秘書、立件へ

 本日は書かねばならぬことが多くあるので、夜は事務所に籠もる。久々に「県議滝田敏幸、もの申す!」シリーズ第10弾も書く。
 まずは日記。
 8:20、印西を出て千葉へ向かう。9時半、県庁で政務調査。10時、党県連にて移動政調会。広い千葉県を北部、東部、内房の3ブロックに分け全市町村から重点要望を伺い、それに党政務調査会が県の措置状況等を回答する会合である。地域の諸課題を選出県議と市町村党支部長がまとめ、当該地元自治体と相談しながら県へ要望事項を上げるというシステムが確立しているのだ。決して、党中央幹事長室に陳情・要望一元化といった強権的政治ではない。県民に開かれた民主的広報・広聴の政治活動(政務調査)と言えよう。
 午前中、河上茂・県連政調会長の挨拶に続き、印旛・香取・海匝など北部地区の政調会が行われる。私は印旛郡市担当となり、成田・佐倉・印西はじめ11市町村分の約20の案件について、首長・副市長らにお答えした。特に地域医療再生事業や道路整備等基盤整備事業では、政権交代が影を落としていると感じる。我々はもちろん、非情な事業仕分けといった手法はとらない。できうる限り、住民に最も近い市町村の要望実現に向け力を尽くしていきたいと考える。議会食堂で、ドライカレーと季節のサラダ。午後、山武・夷隅・長生など東部地区の市町村長らに御集り頂き、午前同様の会議。15時半、自民党会派室で印旛明誠高の件で教育庁に要望活動。16時、県庁を出て印西へ向かう。17時、事務所にもどりスタッフと打合せ。19時半、ブログを書く。22時、帰宅。
 それでは、本日の出来事等について意見を述べる。

     【 本埜村議選・反村長派 圧勝 】
 印西市、印旛村との合併問題で、本埜村議会から不信任決議を受けた小川利彦村長が議会を解散したことに伴う出直し村議選挙が23日投開票され、新議員8人のうち反村長派が7人を占めた。(毎日新聞) 選挙後に開かれる臨時村議会で村長不信任決議が再可決される見通しで、小川村長の失職は不可避の情勢となったと報道されている。もしそうならば、失職後50日以内に出直し村長選が行われる。
 しかしながら、私のところへは様々な情報が寄せられてきている。隣村の自治に関わることなので、発言は控えたい。ただ、一般論を申し上げるならば、この度の村議選は事実上「合併の是非」が問われた選挙であり、明確な民意が示されたことは言うまでもない。村長は地方自治のルールに則り、混乱した村政の正常化に務めねばなるまい。1市2村の合併が成就するか否か、当該自治体の県議として本埜村政にも注目してまいりたい。

     【 鳩山総理元秘書、立件へ 】 
 かつてこのような事があっただろうか。「故人(偽装)献金」問題で総理元秘書が立件へという報道がなされても、世論がほとんど動かない。このことについて鳩山首相は現在、国民に全く説明せず、またかつて「秘書の責任は政治家の責任」と言っていたのにも拘わらず、マスコミも世論もほとんど怒りの声を挙げない。同様に、小沢一郎民主党幹事長の疑惑報道に対する世論の反応も鈍い。
 私が尊敬する鈴木宗男代議士のあっせん収賄(最高裁で係争中。私は無罪と信じている)、さらにあの田中真紀子元外相の秘書給与横領疑惑や辻本清美代議士の詐欺罪(刑罰確定)と比べて、金額もはるかに大きく悪質と思われるものの、メディアは様子見を決め込んでいるのはなぜだろうか。おまけに、日本共産党も大人しい。
 私の心友・佐藤優は livedoorニュース・11/24付『佐藤優の眼光紙背』:第63回「特捜検察と小沢一郎」という評論で、「特捜検察と小沢一郎民主党幹事長の間で、面白いゲームが展開されている。テーマは、「誰が日本国家を支配するか」ということだ。」と分析している。渾身のリークにも拘わらず、全く反応しないマスコミ世論に対し、特捜が焦燥感を抱いている可能性も高い。私は自民党員だからと言って、何も特捜を応援するつもりもない。しかしながらこの度の事案について、8/30総選挙で圧勝した民主党に権力の実体があるということで、マスコミ世論が権力に無意識のうちに阿り反応しないとしたら大変恐いことである。佐藤は「特捜検察を21世紀の青年将校」と見ているが、私には「民主党ファッショ」も感ぜずにはいられないのだ。
 今後の事態の推移について、冷静な分析を加えていきたい。

     県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (10)
    【 「事業仕分け」とは、まさに人民裁判そのものである!


 なぜ、マスコミ世論は政権交代が「裏切られた革命」(トロツキー)であると指摘しないのだろうか。権力に無批判なだけでなく、腰が引けた「疑惑報道」に見られるように、権力に靡(なび)き阿(おもね)っている。 最近の報道は特に酷い。
 「事業仕分け」を名目とする民主党と財務省とメディアが主導する「人民裁判」が続いている。かつて中華人民共和国で行われた江青女史ら四人組の公開人民裁判の記憶が蘇るのは私だけだろうか。財務省以外の官僚が被告席に座らされて、民主党議員と財務官僚と亀井大臣の言う新自由主義者だけの「仕分け人」による人権侵害的追及を受けているのだ。これを天下の大マスコミが連日トップで報道している。
 まさに、公開の人民裁判そのもの! 特に、民主党参院議員の蓮航氏のあまりにも高圧的かつ強権的態度がマスコミでも話題になっているが、この仕分け作業の本質と実態を示している。蓮航氏は与党・民主党の国会議員であり、権力者の傲慢な姿にしか見えないといった指摘も寄せられてくる。被告席に座らされた財務省以外の官僚は自由な発言すら許されていない。もちろん、民主党議員、財務官僚、仕分け人らの態度には謙虚さの欠片も感じられない。傲慢の極みである。とりわけ、公共事業を口汚く罵(ののし)る仕分け人たちを、マスコミがあたかも英雄のように扱っている。全く以って、どうかしている。少なくとも、民主国家における公的空間の一場面とは私には見えない。
 しかしながら、マスコミの世論調査では、70%の支持があるというから驚きである。あの小泉元首相が郵政解散を宣言した翌日の世論調査結果と同様にショッキングな数字である。一体、この国の常識は何処へ行ったのだろうか。
 そもそも、事業や予算は国民(=納税者)の代表たる国会議員が、国政において責任を持って議論し決するものである。これまでの国会における議論を一切捨象し、僅か1時間の審議で結論を出すこと自体がナンセンスだ。まさに議会制民主主義(=代議制)の否定であり、責任放棄と言えよう。民主党には、直接民主制が間接民主制に勝るといった幼稚な信仰があるのだろうか。
 さらに、「予算編成の透明化」を図るという建前は御立派だが、そもそも仕分けの俎上に載せられた事業の選定は、財務省作成のリストが基になっているという。また、仕分けマニュアルにも財務省の意向が色濃く反映され、あらかじめ財務省が書いたシナリオに沿い、一部に民主党の独自色が加えられているとの報道もある。まさしく、財務省演出の大芝居であり、民主党のパフォーマンス政治が本質ということである。ポピュリズム政治の極致・・・
 まだ言い足りない。
 この仕分けで最も象徴的に削減された事業は、恐らく国土交通省や農水省関連の公共事業であろう。仕分け人のほとんどが、亀井大臣の言う新自由主義者であったことからも推察できる。ポイントは「無駄を省く」であり、「小さな政府」の論理なのだ。とは言うものの、この事業仕分けのミッションは一義的には来年度国家予算の削減とともに、民主党マニフェストにある「子供手当」や「高速道路無料化」、「高校授業料無償化」といった途方もないバラマキ予算の財源確保でもあるということだ。ということは、個別の事業仕分けでは「新自由主義(=小さな政府)」の論理が罷り通り、一方国家予算の編成ではマニフェスト実現のため「社会民主主義左派的現金給付型バラマキ(=大きな政府)」といった相反する論理がが併存するということとなった。まさに、ブレーキとアクセルをフルで踏み続けるといったトンデモない財政運営と政治が行われているのである。「絶対矛盾の自己同一」は西田哲学の観念論であるが、現実の政策で実験されては国家・国民に災厄が齎せること必定である。こんな単純な理屈は、一流の学歴を持った学者やマスコミ関係者なら3秒で見抜けるはずなのに、なぜ声を挙げないのだろうか。こういったことからも、民主党ファシズムの恐怖を感じる今日この頃である。

 最近小生に対し、2チャンネルやブログで滅茶苦茶な誹謗中傷・罵詈雑言の類の記述があるといった情報が、本ブログの読者から寄せられてきた。不愉快な情報ではあるが、実に有り難い。基本的には小生に対する名指しの言掛かりや噂話も、公に身を晒す政治家である以上、全て受け止めるつもりでいる。ただし、自分の身内や同志・友人に対する侮辱的内容であるならば、徹底的に反撃するつもりである。
 また、小生は基本的に他人のブログや2チャンネルは興味がないので見ない。さらに、実名で事実無根の悪口を書くようなブログや2チャンネルの書き手の下劣な品性に付き合う気もしない。基本的に公衆便所の落書きの類だからである。後、ごく稀(年に数回)に気持の悪い変な手紙が送られてくることもある。申し訳ないが開封せず廃棄することにしている。
by takinowa | 2009-11-24 21:28


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