09.11.12(木)

     県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (9)
   【 民主=権力党の暴走を阻止せよ!

 
 本日は正直に今の自分の精神状態について書く。ハッキリ言って政権交代後、私は憂鬱な心理に陥ることもしばしばである。4年前の郵政選挙後は暫くの間、無気力状態となった。確かに不条理な政治状況という点では一致している。ただ、質的には全く異なっている。簡単に比較してみる。4年前の郵政選挙では、小泉劇場が解散から選挙戦を経て9/11にピークを迎え、その後マスコミと国民の熱狂は急速に冷め収束していった。しかしながら、本年の政権交代はあきらかに違う。8/30の自民惨敗から9/16の政権交代を経て現在も、マスコミと国民の非理性的な熱狂が続いているのだ。 あたかも、小泉劇場並みの政権交代劇場が総選挙以降も続いているかのようである。
 突き放して言うならば現下の政治状況は、国民の熱狂から熱狂へと振り子が振れ、結果として権力の移動=政権交代が起こったと整理できる。但し、この熱狂から熱狂への振幅が大きくなればなるほど、政治的独裁の可能性と危険性が高まると、私は危惧する。この程度のことは、中・高で習った歴史を思い起こせば常識の世界だ。例えば、封建的なルイ14世の絶対王政を倒し「自由・平等・博愛(友愛)」の理念を掲げたフランス革命(1789~)が、結果として市民の熱狂の下ジャコバン党独裁を生み出し、ロベスピエールの恐怖政治と粛清の嵐となったこと。或いは、世界一の民主的憲法を持ったワイマール共和国において、合法的選挙を通じ国民の熱狂と拍手喝采の中、ヒットラーの独裁が生まれたこと。スターリン、毛沢東、金日成・・・、古今東西、右も左も、民主主義の名の下に独裁者は登場するのだ。
 こういったことを書くと、「負惜しみを言うな」とか「自民党政治の後始末だから荒療治は必要」・・・といった意見が私のところにメール等で必ず寄せられる。百歩譲ってそれらの意見を認めたとしても、国民的熱狂が独裁政治を齎してきた事実は残る。鳩山総理の所信表明演説に対しスタンディングオベーションを行うチルドレンの姿はまさにヒットラーユーゲントであり、どこかの国の人民代表会議の代議員の姿とダブルのは私だけであろうか。今のところ、小沢一郎幹事長の独裁的手法は民主党内の支持だけに留まっている。もしこれが、来夏の参院選で民主党単独過半数となれば、彼らの強権的政治は益々強化されることは間違いない。そしてその中心に小沢一郎氏が鎮座し、災厄が国民に及ぶこととなる。恐らく、社民党・国民新党との連立も解消となるであろう。もちろん、自民党も弱体化する。このような際どい政治情勢にも拘らず、大手マスコミは民主党の権力の手先・走狗(そうく)と化しているから始末が悪い。特に、朝日・毎日の新聞・TVは出鱈目な情報操作と民主党礼賛を続けている。本ブログの読者におかれましては是非、冷静な眼で報道に接して頂きたいと思うものである。
 何れにせよ民主党の強権政治が続けば、この国は壊れてしまう。歴史も断絶し、国家・地域・家族といった共同体の紐帯(ちゅうたい)も絶たれてしまう。社会も壊れてしまう。当然、国民の同朋意識もなくなる。私は何も自民党政治の復活を主張したいのではない。小泉構造改革が自民党だけでなく、日本の企業や地域社会の文化をぶっ壊したことは事実として認める。ただ、繰り返しになるが、来年の参院選における民主党の勝利は、この国にとって取り返しのつかないことになると申し上げたいのだ。何としても、民主党を過半数割れの状態に追い込まねばならない。そのためにも、自民党の勝利は絶対条件なのだ。
 中川八洋先生(元筑波大学教授)によると小生は「極左」に分類される。しかしながら現下の政治状況において、私は保守派の地方政治家としてラジカルな発言と行動を行い、闘っていくつもりである。
 申し上げたいことは山ほどあるが、本日はこれまで。 政府行政刷新会議による事業仕分け、インド洋給油法案と民主党の国際貢献策、沖縄普天間基地問題、CO2・25%削減・・・についても機会をあらためて順次、批判的意見を述べていきたい。

 午前中、事務所で来客の対応。地元環境保護団体幹部の方々と意見交換。11時半、印西を出て千葉へ向かう。13時、県連2F会議室で政策審議会の会合。14時半、議会会派室で政務調査。夜、千葉市内で会合。
by takinowa | 2009-11-12 22:16


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