09.04.08(水) 印西市立大森小学校入学式

 9時、母校の大森小学校入学式に来賓出席。明日の日本を背負って立つ子供達の眼は輝いている。私自身、手本となるような人生を過ごしていないが、とにかく健やかに真直ぐ育って欲しいと願うものである。
 11時、印西を出て茨城県牛久市へ向かう。12時、神谷・牛久シャトーで印西RC例会。わが国のワイン醸造発祥の地であり、建造物は全て赤レンガ造りで統一されている。明治の建造物群はどことなく、同志社の今出川キャンパスに似ている。また、広大な庭園も美しく、この季節は特に桜(染井吉野)が最高。茨城県を代表する観光スポットに違いない。14時半、牛久を出て印西へ向かう。
 15時半、事務所にもどり仕事。知事選後、北総鉄道問題に集中して取り組んでいる。様々な方面に働き掛けているものの、「結果は神のみぞ知る」と言えよう。もちろん政治は結果責任であり、日々重圧を感じる。いよいよヤマ場を迎えつつあり、泣き言や理屈を言ってる場合ではない。2010年成田新高速鉄道開業を控え、森田新知事の誕生は北総線問題にとって超追風である。何でえかんでん、やるしかない。
 夕方、印西を出て私用で東京へ。深夜、帰宅する。
 副島隆彦著 「預金封鎖」 (祥伝社・1600円)を読む。オーソドックスな理論経済学とは全く異質であるが、03年時点で米国発の金融恐慌を予見した著者のインテリジェンスに驚く。未来予測の「予言」ではなく、明らかに神託を告げる「預言」のレベルだ。
 本日、この数ヶ月間の自分の乱暴な言葉遣いを反省。いくら政治とは言え、かなりの人を傷つけたと思うと辛い。
 あらためて、自己省察。まず、高いつもりでいて実際は低いのが教養とインテリジェンス。知性はもちろん、行間を読む力があまりにも不足している。そして、人の言葉に対する鈍感。去年12月からの知事選への取組みで、我ながら的確な分析ができた局面もあり、大いなる勘違いをしていたと感じる。また、厚いつもりでいて、実際は薄いのが人情。深いつもりでいて、実際は浅いのが思い遣りの心。謙虚なつもりでいるが、実際は傲慢。相当の自己中・・・数え上げればキリがなく、相当落ち込む。ひょっとして、十九二十歳から人間的に進歩・成長していないのではないかという不安。恐らく、そうなのだろう。こういう時は、どん底までシビアに落ち込んで反省し気分をリセットするしかない。明朝より根性を入れ換え、明るく元気に頑張りたい。 
by takinowa | 2009-04-09 01:40


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