09.03.20(金) 春分の日

 昨日印西・白井市内を廻った街宣車の中で、私の応援する候補者と以下のような内容の会話をした。車中からの演説や手振りの合間であったため、時間は短かったものの実に印象的であったので紹介したい。
 〇〇候補 「滝田さん、俺は絶対に必ず北総線高運賃を値下げするよ。今は具体的に(交渉手段について)言えないけど、自分なりに考えている。みんなをアッと言わせてやる。勝って、まず最初に実現しなきゃならない課題が、この北総線問題だ。絶対にやるぞぉ!俺は・・・」
 滝 田 「ありがとうございます。問題の所在は、議会で十分に議論されています。論点もしっかりと整理されています。対京成電鉄、北総鉄道、対国、沿線6市2村、そして千葉県の役割・・・ この値下げ問題、後は県のトップリーダーの政治力です。堂本県政では、この部分で残念ながら限界がありました。だから、私は○○さんに勝ってもらって、政治の力で解決してほしいのです。これは成田・羽田一体化や千葉NT事業といったオール千葉県の問題にも直結しますよ」
 〇〇候補 「そ~だなぁ・・・うん、滝田さんの言い分はわかっている。 これは勝ったら、真っ先にやる仕事だなぁ・・・ ヨ~ッシ、やるぞぉ!」
 滝 田  「それにしても、街頭演説で北総や印西、千葉NTの課題について、しっかりと訴えていただくのは地元にとって有難いことです。4年間で、千葉県中を隈なく廻った成果ですね。マニフェストも抽象的でなく、地域の課題について具体的内容となっていますね」
 〇〇候補 「ありがとう。党派を超えて参加してくれている県議からの情報も、よく研究させてもらった。地域の課題に、地元で真正面から取り組んでいる先生方の意見は貴重で尊い。御蔭でマニフェストも、納得のいくものができたと思う。本当に感謝してる」
 滝 田 「後は、勝つだけですね」
 〇〇候補 「そうそう。残り9日間、力の限り県民へ訴えていくしかない。頑張るぞ!」
 滝 田 「私も同志も頑張ります。共に戦います」
 といった内容であった。まさに、候補者は極度の緊張状態、精神と肉体的疲労もピークであろう。これは、選挙で戦ったものしか分からない。文字通り、生死を懸けた人生の大勝負を戦っているのだ。自分も、候補者と同じ心でもって頑張りたい。
 7時半、印西を出て茂原市へ向かう。9時半、県議の先輩であった田中豊彦市長の後継を選ぶ補欠選・茂原市選挙区に立候補した〇〇さんの出陣式へ。前線通過に伴う生憎の風雨。支援者は気合十分で、候補者を激励。20名を超える県議も、千葉県各地から応援に駆け付けた。11時半、茂原を出て印西にもどる。
 14時、船尾公民館で船尾3町内会総会で県政報告。北総鉄道、千葉NT事業、病院問題、知事選・・・等についてお話させていただく。14時半、印西を出て千葉に向かう。
 15:55、中央区にある私の応援する候補者・選挙事務所で事務局と打合せ。選挙戦最終盤戦を迎えて、地元情勢等を報告、意見交換。17:10、千葉を出て印西に向かう。18時半、事務所にもどりスタッフと事務作業。何で、かんで、勝たなければならない。あ~~、時間よ止まれ!と、叫びたい。22時半、帰宅。
 深夜ある信頼できる筋から、私の応援しない候補陣営の選挙違反の疑いの情報が入る。露骨な文書違反や規定台数以上の遊説車運行に関する違反の嫌疑についてである。民間企業におけるコンプライアンス(法令遵守義務)からは想像できない非常識な話であるが、これも「経営感覚」や「経営手腕」のカテゴリーなのであろうか。また、現職知事が補助金交付団体総会後の懇親会で、露骨な選挙運動を展開しているとの情報も入った。これも、しっかりと事実関係を調査しなければならないが、もし事実ならば非常識であり権力の濫用にあたる。いずれにせよ、悪しきレーニン主義の匂いがする。こういった考え方の人が県政を担当していたかと考えると、誠にオゾマシイ限りである。どんなに美辞麗句を並べようとも、全く信用できない。この選挙で諮らずも、権力者の偽善や横暴が見え隠れしているのだ。我々は、千葉県と県民のため正々堂々とフェアーに戦うのみである。
by takinowa | 2009-03-20 21:58


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