09.02.13(金)

 発達した低気圧が日本海を北東に進み、本日関東地方で春一番を観測。昨年よりも十日も早いとのこと。14日にかけて全国的に大雨(大雪)・暴風など大荒れとなる予報のため、くれぐれも御用心頂きたい。
 堂本知事による「いすみ鉄道」・吉田平前社長擁立に対し、千葉市の鶴岡啓一市長からも批判の声が上がった。12日の定例記者会見の報道によると、「(無責任との)怒りは無理もない」(千葉日報)、「・・・堂本知事が後継指名した吉田平(49)氏についても、経営再建半ばでの出馬に沿線首長らが反発していることを挙げ、『私もその立場にいたら、当然そういう感じを持ったと思う』と批判的な見方を示した」(読売・京葉版)・・・とのことである。 全く以って常識的な意見と感じる。恐らく、地元を中心に批判の声は日に日に強まっていくのではなかろうか。
 知っている県民もそれ程多くないが、ほとんどの県民は全く知らない自民党系の千議連(市町村議会議員・630名で構成)という組織があって、その役員会で前代未聞の民主推薦取り消しとなった白石真澄氏(50)への推薦を決定したとのこと。色々な思惑の中で決定したのだろうが、県知事選への影響は限りなくゼロに近いと思われる。それにしても、横須賀という会長さんは随分と御立派な方らしい・・・。「(自主投票を決めた)党県連はだらしない。県議団は何をやってるんだという見せしめの意味を込めた。千議連だって割れているが、一本筋を通した」と語り国会議員や県議を批判した(千葉日報)、という。もはや、私の頭上遙か彼方の言説であり、コメントは差し控えたい。
 午前中、関係各方面と連絡調整。午後も事務所で仕事。夕方から強風。19時半、印西市役所で消防団本部会議。21時、事務所で資料整理。政治の連立方程式を組み立てなければならない。
 佐藤優×田原総一郎 「第三次世界大戦 左巻 新・帝国主義でこうなる!」(アスコム・1700円)を読む。恐らく心友・佐藤優は、現在超人的な執筆活動を行っていることだろう。最近、ともに酒を酌み交わす機会も減ったが(年に1~2回)、もちろん今も 肝胆あい照らす仲であることに変わりはない。そして、彼の著作や連載を読むことで、対話できることは実に有難く楽しい。心友としては、彼が健康であることを祈るだけだ。 ・・・心友というよりも、現在では全国の数多くの読者と同じで、作家・佐藤優の一ファンと言った方が正確かもしれない。
 佐藤優の桁外れの生き方や能力にに比べれば、自分などちっぽけな存在に違いない。ただ、彼と損得勘定抜きで正面から向き合えたことが、今の自分にとってかけがえのない財産となっている。これはカネでは買えない。大学卒業後も、よく 『 (佐藤は)神という絶対者の想念を抱きつつ(=背に感じつつ)、自分の人生や現実と本気で(=死を覚悟して)、格闘しているに違いない 』と、私なりに想像していた。自分の人生も含め、こういったブログでは語り尽くせない想いもある。でも、いつか書きたい・・・ような気もする。とにかく、人生の巡り合わせに感謝しつつ、当り前の人間関係の大事さをあらためて思うものである。
by takinowa | 2009-02-13 23:39


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