09.02.12(木) 自民印西 知事選自主投票も、森田健作支持を確認

   2月11日(水) 
 昨日行った一般質問の「いすみ鉄道の経営問題」が、各紙で大きく取上げられ波紋が拡がっているようだ。「吉田氏出馬 再建中の引き抜き」(朝日・千葉版)、「知事の吉田前社長擁立 いすみ鉄道改善に影響 存廃検証期間延長も」(読売・京葉版)、「吉田氏の社長辞任追及」(東京・千葉中央版)、・・・。 「・・・吉田氏に出馬要請した堂本知事に対し、地元の反発は収まっておらず、知事の道義的責任が問われそうだ」(読売)など、特に読売と朝日の論調が手厳しい。また、地元の首長からも 「公募で社長を選んでおきながら、引き抜いた知事や県が、本気で鉄道再建を考えているとは思えない」と藤平輝夫・勝浦市長が憤りをあらわにした。さらに、「地域や会社にもっと責任を持ってほしい」と田嶋隆威・大多喜町長も不快感を示しているという。首長だけでなく、恐らく地元の県に対する反発は相当であろう。朝から、携帯が鳴りっ放しである。
 一般質問を通じ私が感じたことは、 堂本知事は吉田前社長に対し「経営のプロとしての手腕」を期待しているようだった。 しかしながら、真っ当な経営者は、任期途中で責任を放棄したりしない。どんなに苦しくても、「最後の土壇場まで会社と従業員を守る」ことが社長の責務である。アイデアマンだとか、マーケッティングが上手だとかは技術論にすぎない。経営の根幹は、あくまでも「法人格を持った会社への忠誠と責任」である。いずれにせよ、今回の吉田前社長・擁立劇のシナリオはあまりにも説得力がない。物語としても稚拙であり、もちろん政治の大義も存在しない。
 本日から会津方面へ二日間の予定で、自民党印西市支部研修旅行。市内各地から40名を超える参加。役員、青年部、女性部、80代から30代まで幅広い年代と職業に就く党員が、親睦を深めた。
 8時半、印西を出て日光・鬼怒川経由、会津西街道を北上。芝山観光の大型サロンバスは実に快適で、さらに美人ベテラン・バスガイドさんの巧みな話術(茨城訛が見事!)に感心する。天候にも恵まれ、本当に楽しかった。14時半、国の伝統的建造物保存地区「大内宿」を見学。10年程前、両親と家内と一緒に訪れたことがあるが、まさに江戸時代にタイムスリップしたような景観である。宿場の中央付近の古民家蕎麦屋で、名物の「一本ねぎ・そば」(1000円)を食す。一本ねぎを箸代わりに使って、下ろし蕎麦を食べるという独特な食文化である。途中、薬味としてねぎをかじるのも面白い。大根おろしも超辛かった。16時、会津・芦ノ牧グランドホテル着。
 18時半、研修会。板橋健支部長から、知事選対応についての話がある。
 「基本的に党県連は、自由投票を決定した。印西市支部としても、原則自主投票とさせていただきたい。ただ、4年前、支部として森田健作氏を支持した経緯もあり、先日の役員会で話し合ったところ、全員一致で「森田支援」を確認した。もちろん、これは強制ではない。皆様、いかがだろうか」とはかったところ、「異議なし!」の声がかかり、自然発生的に拍手が起こった。
 支部長の言う通り、自民党の公認や推薦候補者が不在のため、党員は誰を応援しても原則は自由である。ただ、支部としては、森田氏支援の方向で活動することとなった。いずれにせよ、これでスッキリした。この決定を受け近日中に、滝田後援会でも「知事選対応」について話し合うことになる。
 研修終了後、懇親会。楽しい一時を過ごす。22時、五人部屋で爆睡眠。

   2月12日(水)
 8時半、芦ノ牧温泉を出発。昨年9月に開通した国道289号の「甲子(かし)トンネルを抜け、白河へ。松平定信公が作った南湖公園を見学し、茨城方面へ。12時、袋田の滝を見学し大子町で昼食。15:20、那珂湊の魚市場で御買物。16:20、印西へ向かう。18:20、木下着。20時、自宅で鮟鱇鍋を食す。 久々の旅行で、リフレッシュできた。また、支部党員とも同志的絆が深まり、実に有意義な研修となった。  
by takinowa | 2009-02-12 20:53


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