08.09.05(金) 県水産総合研究センター(千倉町) 視察

 自民党県議一期生による県農林水産部関係の行政視察に参加。千葉県最南端選出の秋山光章県議(館山市)、木下敬二県議(南房総市)御両名に御骨折り頂き、県内各地から15名が参加。8:50、印西を出て千葉に向かう。10:30、県庁でマイクロバスに乗換え、館山方面へ。12:15、南房総市・千倉町の「白鯨亭」(南房総市千倉町朝夷1193-29 / 0470-44-1213)で昼食。鯨サイコロ・ステーキ定食(150g・1,300円)を食す。小学校給食を思い出し、懐かしく美味しく頂いた。南房総では、江戸時代に和歌山から沿岸捕鯨漁業が伝わり、つい最近まで盛んに行われてきた。まさに、千葉の文化であった。現在では日本に4か所となった捕鯨基地の一つ和田港で、年間26頭のツチクジラの調査捕鯨のみに制限され、かつて庶民の貴重なタンパク源であった鯨肉も高級(額)食材となっている。国際捕鯨委員会(IWC)の決定によるものだが、日本にとってあまりにも理不尽過ぎる。何の科学的根拠もなく、感情的な環境保護論に押し切られる形となっているのだ。また、欧米と捕鯨国との食文化摩擦でもある。結果として、鯨が繁殖し過ぎて海の生態系が破壊されてしまう可能性も高い。(人類の魚の消費量は9000万トン/年に対し、鯨は推定で約5億2000万トンの魚を食べ尽くしているという) いずれにせよ、教条的な反捕鯨団体に理解を示し、支援する米国や豪州に対し、我が国としてもしっかりと抗議せねばならない。033.gif022.gif
 13時、館山市の安房博物館・水族館(館山市館山1564 / 0470-22-8608)を視察。三浦和信館長から概要説明を聞き、学芸課長及び上席研究員の案内で見学。73年開館で、本年35周年。全国でも珍しい海洋民俗博物館であるとともに、安房地方の歴史資料館でもある。国・県の重要文化財も常設展示されていて、見応え十分。また、海ほたるの発光実験も見学できて、御家族向けにも人気が高いそうである。波穏やかな館山湾に面し、ロケーションも最高。
 14:40、県水産総合研究センター及び県水産振興公社・千倉支所を視察。平山明センター長から概要説明、ビデオ視聴のあと施設内を見学。ハイテクを活用しての海面温度測定や黒潮の蛇行状況などの海況情報作成業務、鰯の年齢測定、クロ鯛の耳石測定、塩分測定器の開発、クラゲ分離漁具の開発、鮑の種苗生産施設、マダカ鮑の種苗生産技術開発・・・など、専門的な研究・開発の内容について担当上席研究員から説明を受ける。千葉県は三方を海に囲まれ(500km以上の海岸線)、また北には利根川が流れ、印旛・手賀沼など内水面もあり、全国屈指の水産県でもある。この研究所では、近年、平目や鯛、鮑、伊勢エビなど高級魚介類の栽培漁業にも力を入れているとのこと。県土の均衡ある発展のためにも、第一次産業の振興は重要である。
 17:15、千倉町の道の駅・潮風王国の向かいの花畑を徒歩で約200m程入った所にある「花の○(えん)」(南房総市千倉町千田750 / 0470-43-1570)という割烹で、木下(注「きした」と読む・・・「きおろし」ではない)県議主催の夕食会。木下さんは前・千倉町長。代々、漁業関係の仕事にも携わってこられたとのこと。配膳された鮑や伊勢エビ、さざえの刺身、鰺のなめろう等々、地元でしか手に入らないような超新鮮な食材!に圧倒される。005.gif信じられないような海の幸を御馳走になる。感謝・感謝、本当に幸せを感じた。003.gif
 20:30、館山駅前のホテル・マイグラントにIN。人生、一生懸命頑張れば良いこともある。房総の大海原を思い浮かべ、ぐっすりと休む。
by takinowa | 2008-09-06 14:29


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