22.02.15(火) 千葉県知事公舎 視察

 9時、小林鳥見神社 参拝。令和4年 祈年祭・御歩射の御催行にあたり神社役員の皆様に御挨拶。
 9時半、印西を出て千葉へ向かう。
 11時、自民党議員会による「千葉県知事公舎」視察。総務部管財課長より、公舎概要説明を受ける。公舎は会議室など「公務スペース」と居住用の「私邸」部分に分かれていることが分かった。現在の熊谷俊人知事は居住しておらず、公務スペースだけでなく私邸部分も見学。また、副知事公舎については10年以上も利用はなく、荒れ放題の状態だった。
 私からは管財課長に「知事公舎内の公務スペース」についての考え方を質問したが、得心する答弁はなかった。
   【 知事公舎 概要 】
1.所在地:千葉市中央区都町1-7-1 ※県庁まで車で約10分(1.9km)
2.建 物
 ✅ 建物構造 鉄筋コンクリート平屋建て
 ✅ 延床面積 354.35㎡(約107坪)
 ✅ 敷地面積 6,532㎡(約2,000坪)※同一敷地内に副知事公舎、県警本部長公舎あり
3.築年数:53年 ※1969年1月竣工
 
 県庁でLUNCH後、政務調査。
 13時半、千葉を出て印旛合同庁舎へ向かう。
 14:15、印旛土木事務所で「印旛沼・旧長門川流域」の和(やわら)地区排水及び県道佐倉・印西線竜腹寺地先の補修について要望。
 15:15、佐倉を出て印西へ向かう。
 16時、事務所にもどり仕事。一般質問へ向けて各項目ごとの論点整理ほか。
 19時、帰宅。夜、読書。
 22時、テレ東WBS(ワールドビジネスサテライト)を見て御終い。

 吉村 昭 著「 戦艦武蔵 」(新潮文庫・649円)を読む。戦艦大和と同型の二号艦・戦艦武蔵の物語である。吉村氏は記録文学の第一人者であり、歴史ノンフィクションの傑作を多数残している。丹念な資料の読み込みと取材に基づき「戦艦武蔵」の悲劇の本質が克明に描かれている。一人でも多くの方に御読み頂きたい名作と思う。著者の他の作品とも同じだが、過剰な感情移入はなく淡々と、あえて対象を突き放すような距離を置いた記述が特徴だ。
 通常の海戦ドキュメントと異なり、7割以上が三菱重工長崎造船所における不沈巨大戦艦武蔵の建造(昭和17年11月1日進水)に関する記述だった。山本五十六はじめ海軍上層部は制空権を確保するための機動部隊(航空母艦)の重要性を認識していたにもかかわらず、なにゆえこれだけのエネルギーを投入したのか。
 大艦巨砲主義が時代遅れとなっている状況で、大和・武蔵を旗艦とする連合艦隊の活躍はなかった。もちろん、軍功に関する記述もない。敵艦隊と遭遇する日本海大海戦のようなことは一度もなく、最後を迎えたレイテ沖海戦では米国に制空権を完全に掌握されての絶望的な戦いとなった。空から6次にわたる敵の波状攻撃、水雷や250㌔爆弾などを被弾し悲劇的沈没へと至る。進水までの長年の苦労と血の滲むような努力を思うと涙が出た。
 また、武蔵全乗組員2,399名中、戦死者は1,023名。沈没後の生存者は1,376名。ところがである。武蔵の轟沈は帝国海軍「大艦巨砲主義」神話の崩壊を意味することであり、生き残った彼らの存在自体を「かき消したかった」。その扱いは、あまりにも不条理過ぎた。22.02.15(火) 千葉県知事公舎 視察_f0035232_22444355.jpeg

WBS滝田洋一キャスター解説。
ウクライナ情勢緊迫化が引き鉄となり、国際的にエネルギー投資が急伸。カーボンニュートラルからシフト(*´-`)

by takinowa | 2022-02-15 23:02


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