17.10.31(火) 森田健作知事、斎藤健農水相へ要望 / 台風21・22号による農林水産業被害への支援

 台風21号及び22号の影響による農林水産業の被害額について千葉県より報告があった。10月30日14時現在で、約37億6,000万円となっており、過去10年間の台風被害では2番目。現在も被害調査を継続していることから、今後被害額が拡大する可能性もあるとのこと。
 1.農林水産業の被害額:37億5,974万円
農 作 物:1,706ha 30億963万円 / 園芸施設等:35.2ha 3億1,182万円
林 地 等: 36か所  1億2,375万円 / 水産業施設等:2億9,554万円 ほか
 2.相談窓口の設置:県出先農業事務所・水産事務所に設置。早期回復技術や経営指導を実施中。
 3.共済組合・融資期間への要請:共済金の早期支払いと速やかな対応について。
 4.県単災害資金の発動と制度資金
 5.国への要望(伊東農林水産部長ほか)
 森田健作知事から斎藤健農林水産大臣へ要望書提出。制度資金の無利子化及び生産者による農業施設等の再建、修繕及び撤去の取組に対する支援の速やかな適用等について要望。
 以上、現時点における被災した県の農林水産業者への支援についてである。農林水産政策課・団体指導課・担い手支援課が連携し被災者の立場になって、この間も様々な対応を実施中だ。大きな被害を受け落胆している方々も多いだろうし、何よりもスピード感ある支援が大事。前農林水産常任委員長として大いに督励するものである。
 それにしても、これだけ大きな被害が出ており、あらためて県土整備常任委員会視察の中止は危機管理上、適切な判断だったと思う。
 
 総選挙から一週間が経過した。結果として自民284議席、自公政権継続となったが「比例票を勘案すれば圧勝ではない」という私の認識については本ブログでも書いた通り。公示前の約2週間、劇場型政治に大衆世論は舞い上がり、候補者とその陣営も「風」に翻弄され続けたに違いない。実際、私自身、地元千葉13区選対本部長として相当の危機感を抱いた。やがて、「排除」&「次の次」発言や小池百合子氏の不出馬で「希望」の風が止み、排除された「民進」の残党が立ちあげた「立憲民主」に一定の追い風が吹いた。
 いずれにせよ、競争相手の自滅が自民勝利の要因だった。自民党は国から地方まで驕り高ぶることなく今後も、謙虚に目の前の困難な課題(外交・安全保障、雇用・景気対策、エネルギー、社会保障、教育再生、財政再建、国土強靭化、農業問題…等々)に全力で取り組み、具体的結果を出し続けなければならない。と同時に、有権者への丁寧な説明を心掛け、ブレずにまとまっていくことが第一である。
 そして、次は自分に有権者の審判が下される1年5か月後の統一地方選(2019年04月)が待っている。もちろん、その時いかなる風が吹いているかは誰にも分からない。どんな暴風が吹き荒れようと、地下に強靭な根を張る「竹」の如く生き残らねばならないと考える。
 で、昨日、民進党の前原誠司・代表が辞任。一ヵ月前まで国政野党第一党が木端微塵に解体した。選挙後の一週間、混沌とした野党の離合集散や罵り合いが報道されるにつけ、国民は眼を覆いたくなるのではなかろうか。いずれにせよ、一皮剥けば民進党が貯め込んだ100億円以上とも云われる政党交付金の分捕り合戦に過ぎず、国庫に返納すべきと多くの国民は考えているだろう。
 また、希望の党を細野豪志氏とともにチャーターメンバ-として立ち上げた若狭 勝氏も落選後、小池百合子代表に対し様々な発言をメディアで繰り返している。そして、驚くべきことに呆気らかんと「もう選挙には出ない。国政にはもどりません」と政界引退を宣言した。「自分が政治家として、こんな国づくり、故郷づくりをやるんだ」というような気概も責任感も全く伝わってこない云いぶりだった。
 そもそも「志(こころざし)」や「公(おおやけ)」の精神の欠如を自覚せず、間違って議員になってしまうこと自体、国から地方まで有権者にとっての不幸である。昨年からの都知事選、千代田区長選、都議選における「都民ファースト」のドタバタ劇場政治の茶番の幕は下りた。これまでも郵政民営化(官から民へ)から政権交代(コンクリートから人へ)、そして維新から今回の都民ファースト=希望へと至ったものの、ワンフレーズのブームから新地平が拓(ひら)かれることはない。
 やはり、過去と対話し歴史に学ぶと云う真正の保守精神に基づく政治しかないと私は強く訴えたい。制度改革も急進主義ではなく漸進主義、さらに合理主義的抽象性でなく経験主義的具体性が大事。で、一体、このブログでも〇〇の一つ覚えのように同じ理屈を何十回書き続けてきただろうか。

 終日、事務所で仕事、来客の応対、電☎話掛け。年末のSCHEDULE調整や11/30・県議10周年祝賀会の打合せほか。で、偉そうなことブログに書いてますが、、、毎日の政治活動が綱渡りと云うか危機の連続(^-^;。人様の情にひたすら縋(すが)り、政治的カリスマを持たぬ自分が愛嬌だけを頼りに何とか20年生きてきたと云うのが本当のところです(泣)。
 21時、帰宅。夜、読書。御終い

        10月に読んだ本
〇 「 キリスト教史 Ⅰ古代 」 藤代泰三 著 / 鳴滝書房
〇 「 幹事のアッコちゃん 」 柚木麻子 著 / 双葉社
〇 「 3時のアッコちゃん 」 柚木麻子 著 / 双葉社
〇 「 歳 月(下)」 司馬遼太郎 著 / 講談社文庫
〇 「 関ケ原(上)」 司馬遼太郎 著 / 新潮文庫
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 今月は総選挙もあって、夜の読書時間もほとんど確保できず知的INPUTが不足しました。で「キリスト教史」は同大時代の教科書で名著です。35年ぶりに二か月かけて読み返しましたが恩師の声が聞こえてきそうで、自分の考え方や生き方への影響や保守的歴史解釈の鋳型のようなものを感じました。
by takinowa | 2017-10-31 21:31


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