17.09.11(月) 印西花火大会、再開催案急浮上(-_-メ)

168.png2001年 9.11米国同時多発テロから16年が経過した。犠牲者を心から追悼するものである。そして今尚、世界も日本も、とりわけ印西も迷走中だ。

 千葉日報(9/1付 県東版)に「印西で花火再開催案 来年度、人口10万人記念で」と云う記事が掲載された。以下、概要を引用する。
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 < 昨年8月、15年ぶりに開催予定だった花火大会を開始時間後に急遽中止した上、数日間、理由説明を避けるなどなどの対応が批判を招いた印西市で、再び花火大会を開催する案が浮上している。…>
 < …昨年8月の市制20周年記念花火大会では、市の対応に批判が殺到した。…>
 < 中止の責任問題についても、花火業者と市で意見が対立。業者は「台風の影響で打ち上げ現場にぬかるみがあり、市による整備が不十分だったため、花火が打ち上がらなかった」と主張。しかし、2月に委託費全額を支払わないことを業者に通知。4月に支払いを求める書面が業者側から届いたが、市は応じておらず、以降、両者の協議は進んでいない。>
 < 責任問題がまだ決着していない段階で、また花火大会をやろうというのはどうなのか>(市議)と疑問視する声も出ている。
 < 板倉市長は「失敗した花火大会は別として考えたい。それは別として、みんなに喜んでもらいたい」と話した。>
 一市民として率直な意見を申上げれば、よく議会や行政内部、地元関係者、市民の声を聴いて報道発表すべきと思う。多くの市議や市民からも「昨年の中止の責任問題で決着が付いていない段階での発表はいかがなものか」との意見が寄せられている。確かに、市側は「業者側に責任があり、ミスはなかった」と云う立場だが、係争中の民事訴訟において100-0で業者側の責任と確定した訳ではない。
 確かに、市長の云う通り花火大会は成功すれば「市民が喜ぶ」のは当然だ。しかしながら、ただそれだけの理由ではポピュリズムに過ぎない。公金を投入する以上、大義が必要だ。そもそも、花火に資産価値はなく行政財産にもならない。
 まずは、市議会の場で市民が納得するような議論を期待したい。
 終日、事務所で仕事、来客の応対。六軒厳島神社栄町(さかえちょう)の人事等について、地元関係者と相談。
 20時、帰宅。夜、読書。御終い

 斎藤 孝 著 「 余計な一言 」(新潮新書・720円)を読む。抽象論を排し、全てが具体的かつ実践的内容。会話力を高めるための必読書。自分も身に詰まされる箇所が複数あった。本ブログ読者に是非推奨したい一冊。
by takinowa | 2017-09-11 21:55


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