17.08.02(水) 印西市教委後援「裁判ツアー」千葉日報の報道

 本日付・千葉日報社会面で<印西市教委 裁判傍聴ツアーを後援 県教委は取り消し指導>と大きく報道された。(下・写真参照)
 朝から多くの県民から問合せや怒りの電話が寄せられた。
 県教委から<裁判傍聴ツアーの後援に対する印西市教委の対応について>を聞き取りしたが、ほぼ報道の通りで内容は以下の通り。

〇 県教委の指導(根拠法:教育基本法・地方教育行政法)
 今回の裁判所見学ツアーは、国を相手どった訴訟の原告が主催するものであり、さらに原告の弁護士が授業を行うという内容であり、政治的活動に該当するとの懸念があることから、印西市教委に対して地方教育行政法に基づき
 ● 後援の取り消しを検討すること
 ● 仮に取り消さない場合にあっては、政治的中立性を担保するために、しかるべき具体的対応をすること
 の2点について、平成29年7月25日(火)に指導したとのこと。

〇 印西市教委の回答
 ● 後援の取消はおこなわない
 ● 中立性を担保するための対応として、以下の内容の文書を当該団体へ発出する
 - 参加する子どもが中立的な立場で学習できるようにすること
 - 当該事業が政治的な活動であると類推されることのないようにすること

 報道によると、<市教委は後援を取り消さず、ツアーに同行。「内容を確認したが、中立性は担保されていた」と説明している。>
 また、印西市議からの情報提供によると、ツアーにおける弁護士の授業の録音について印西市教委へ要請したところ拒否されたと云う。「中立性は担保されていた」との説明だが、具体性や客観性に乏しいのである。
 さらに、上記の印西市教委から当該団体へ発出された文書についても、印西市議や県教委からの閲覧の要請に対し頑なに拒否をしていると云う。市議や県教委に対して、情報公開請求をしてくれと云うのである。当然、後援した印西市教育長から主催団体へ発出された上記内容の文書であろうから、個人情報や公務員の守秘義務と云った次元でも何でもない。こともあろうに、法律に基づく指導を受けていた県教委に対し「印西市役所まで来て情報公開請求しろ」とは俄かには信じられない不誠実かつ無礼な話である。万が一事実ならば同じ教育行政に係わる役所同士にも拘らず、印西市教委の対応は常軌を逸している。

 率直に申し上げて、多数の保護者から苦情が出た<裁判傍聴ツアー>のチラシ配布(市内29校・小4~中3>や県教委からの前代未聞の指導など、現時点でもう十分に政治問題化しているのである。「中立性は担保されていた」と云う理屈では、もはや通らないのである。そもそもの市教委の後援自体の妥当性、学校におけるチラシ配布の妥当性が問われるのだ。
 印西市議会においても近日中に、この事案が取り上げられると聞いているが、市民に御理解頂ける議論を期待したい。いずれにせよ、印西市教委は事後的であっても「取消」を検討するのは当然であろう。ちなみに、白井市教育委員会は、同団体の後援申請を許可しなかったそうです。恐らく、県教委と同様の認識を有していたと推察されます。

 8:50、京成ホテル・ミラマーレをCHECKOUT。
 9時、県庁で用足し。千葉県企業土地管理局幹部に<千葉ニュータウン・メガソーラー発電所>の草刈りなど美化対策、公募時に事業者から提案のあった花壇設置などを再度求めた。メガソーラー事業自体に大いなる疑念を抱いている私だが、20年間の契約期間が無事に満了するよう祈るばかりだ。
 9時半、千葉を出て印西へ向かう。
 11時、事務所にもどり仕事。
 12時半、同志社大学時代の先輩が広島県福山市から遠路遥々の来所(約5年ぶりの再会)。ビジネスで東京方面へはよく来られるそうだ。で、大学時代の思い出話ではなく今を、しっかりと近況報告をしあう。
 午後、印西市内千葉ニュータウンや北千葉道路、印旛沼周辺を車で案内。途中、栄町安食の鰻さかたでLUNCHを御馳走になる。実に美味だった。
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 15時、JR天王台まで送り、御別れする。
 15時半、事務所へもどり仕事、来客の応対、電☎話掛け。
 19時半、帰宅。夜、読書。御終い

 本ブログには毎日500~600の訪問者があり、多い日は千数百のアクセス数を記録する。カネも権力も有していない私のような県議にとって、SNSは重要な政治的見解の発信手段なのだ。多くの読者に感謝しつつ11年8か月、一日も休むことなく更新を継続中である。「継続は力なり」と書いてあった高校時代の「赤尾の豆単」(旺文社)を思い出すものである。f0035232_21342971.jpg


解 説
法律に基づく県教委の指導には重大な意味がある。そもそも公立学校の先生は千葉県教育委員会に所属しているのだ(給与は県教育予算から支出されている)。よって、県教委と市教委は一体となって教育に当たるべきなのだが、ここまで相反するとは異常事態と云えよう。物議を醸した印西花火大会中止と云った市単独の話ではないのである。
by takinowa | 2017-08-02 22:02


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