17.04.04(火) 「都民ファースト」の権力簒奪を許すな!!

 小池劇場に暗雲が拡がっている。潮目が変わったのは3.20の都議会百条委員会:石原慎太郎・元知事証人喚問と23の籠池理事長・国会証人喚問からだ。このことについては本ブログで何度も書いたが、明らかにメディア報道の論調も含め世論の変容が可視化されつつある。
 小池百合子氏は都知事就任以降、森喜朗・五輪組織委員会長⇒内田茂・都議⇒石原慎太郎・元都知事をターゲットに勧善懲悪の劇場政治を仕掛けた。しかしながら、そもそも論として巨悪など存在しない噂の政治レベル。森会長に完敗後、内田都議の引退表明に続き政争の目玉として勝負を賭けた豊洲市場移転問題。超大物・石原氏の成敗を目論んだにも拘わらず、百条委員会証人喚問では結果的に石原氏の逆襲に遭い事実上の返討ち。結果、科学的理性に基づく思考する輿論も動き出した。まさに、都民ファーストにとってはブーメラン。更には、森友学園事案の空騒ぎも小池知事には大誤算だったに違いない。マスコミ大衆世論の関心も昭恵夫人と胡散臭い籠池氏に集中。要は、キャラの立ち方も含め小池劇場より森友事案の方が余程にエンタテイメント性が高いと。結果として、このことが豊洲を巡る狂騒曲に冷や水を浴びせることとなった。いずれにせよ、豊洲問題を7月都議選まで、シングルイシュー(=是か非か)として引っ張ることは事実上無理となったのである。
 よって、都議選のテーマは具体的内容の示されないムードとしての「東京大改革」及び「都民ファースト」の是か非かとなる公算が濃厚だ。有権者を馬鹿にするのもいい加減にしろ!と率直に申し上げたい。
 1789年フランス革命後、ジロンドやジャコバンには(私は支持しないが)普遍的政治理念があった。少なくとも小池さんの東京大改革や都民ファーストはジロンド的でもジャコバン的でもない。要は思想がないと云うよりも、無思想の強さを持っている。突き放していえば、権力の簒奪のみが目的であり、理念も政策も無内容ゆえに革命の段階を経ず、いきなりナポレオンを目指しているのではなかろうか。で、それに群がる連中の無節操には反吐が出る思いだ。この手の輩が語る「~ファースト」なるものとは思想的にも言論としても徹底して闘って参りたい。
 
 午前、政務で茨城県龍ヶ崎市、取手市方面。
 午後、事務所に出て仕事、来客の応対、電☎話掛け。
 夕方、地元会合で御挨拶と県政報告。
 18時、印西斎場。印西中学後輩で商工会青年部でも御付き合いのあった小林の須高浩一さんの御尊父様通夜の儀に参列。心から御冥福を祈り焼香。合掌。
 19時、事務所にもどり仕事。
 21時、帰宅。夜、読書。御終い

 佐伯啓思 著 「 反・民主主義論 」(新潮新書・740円)を読む。保守派でもっとも信頼できる思想家の新刊。反知性主義の右バカの先生には読んでほしい。もっとも、籠池レベルとスイングするセンスが自民党のスタンダードとすると無教養も度し難いと感じる。
by takinowa | 2017-04-04 22:19


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