17.04.03(月) 鳥インフル防疫措置・続報 / 新任御挨拶RUSH

 千葉県鳥インフルエンザ対策本部会議は3/28、殺処分と埋却処分及び農場清掃消毒が27日完了したことを受け、今後21日間異常が確認されないことを条件に4月18日移動制限の解除を行うことを決定した。まずもって昼夜を徹して作業頂いた関係者を心から慰労するものである。まさに、県の迅速な初動対応を大いに評価したい。しかしながら、全国的に依然として感染リスクも高い状況にあることから、県内の他の農場においても、発生防止対策の徹底に努めて頂きたい。
 今後の対応は発生農場に対し、法律に基づく補償や再開に向けた支援、定期的消毒などがある。さらに移動制限・搬出制限区域内の農場への経営支援や監視体制の強化も重要だ。
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 なお、今回の現地防疫作業従事者数は合計2,185名(うち県職員:1038/自衛隊:570/警察:130/市町村職員:139、国職員:44ほか)。また、車両消毒ポイント7ヶ所で858台。以上
 隣国・韓国では2014年、212件も発生した鳥インフルエンザも日本では5件。今年も概ね同様の数字となるに違いない。日本の防疫体制がいかに高いレベルかが実証されたと思う。

 終日、事務所で仕事。新年度を迎え朝から千葉県庁出先、印西市、学校、土地改良区の関係者が相次いで新任挨拶の来所。しっかりとした人間関係・信頼関係に基づく仕事が何よりも大事と思うものである。
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 18:10、印西市造園組合通常総会で祝辞を述べ県政報告。御縁があって県造園協会と地元造園組合の顧問に就任しているが、日本の伝統文化を継承する職人の地位向上に力を尽くしていくことを御約束するものである。
 21時、帰宅。夜、読書。御終い

 西川公也 著 「 TPPの真実 」(開拓社・2,000円)を読む。著者は元農水相で栃木県議からの叩き上げ。自民党内では農政のプロとして有名だ。2013年2月から2016年2月までのTPP交渉について、当事者としての記録。トランプ大統領就任により卓袱台が引っ繰り返され、TPP自体が幻となったことを歴史の皮肉と感じる。
 で、折角なので基礎的統計資料を抜粋する。
〇 全国農地面積:451.8万ha(国土の約12%)/ 千葉県:77,404ha(県土の約15%/ 田:52,100ha / 畑ほか:25,300ha)/ 印西市:約4,800ha(市の約39%)
⚫︎ 耕作放棄面積:27.6万ha(農地面積の6.1%、国土の約0.7%)
〇 水稲作付面積:162.3万ha (国土の約4.5%)/ 千葉県:5.2万ha
〇 全農家数:215万戸 (▲37.5万戸/▲14.8%/対2010年比)※コメ農家が約半数/ 千葉県総農家数:62,636戸 / 同農業従事者数:114,221人
〇 全国農業生産額:8.5兆円(1984年:11.7兆円)/ 千葉県:4,450億円
〇 コメの生産量:1,445万トン(1967年)⇒ 861万トン(2013年)
〇 コメ生産額:3.2兆円(1990)⇒ 1.8兆円(2013)
〇 飼料用米生産量:18万トン(2014)⇒ 42万トン(2015)⇒ 110万トン生産まで閣議決定
〇 牛肉:国産牛生産量36万トン / 米国産牛肉輸入18万7千トン
〇 豚肉:国内消費量167万3千トン⇒ 国産:87万5千トン(51.7%) / 輸入:81万6千トン(48.3%)
〇 木材自給率: 96%/1995⇒ 18.9%/2002⇒ 31.2%/2014
〇 日本の森林面積:2,508万ha(66.4%)

 私は県議会農林水産常任委員長として、農業王国・千葉の再生=農業生産額全国2位奪還を掲げ農家の農業所得向上が第一と考えます。農業をより魅力的な産業にして次世代へ継承していかねばなりません。頑張ります。

by takinowa | 2017-04-03 22:23


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