16.09.15(木) 蓮舫氏、民進党新代表に

 民進党代表選が15日投開票され、参議院議員の蓮舫さんが選出された。
 産経新聞や一部ブログメディアで問題視された「二重国籍」問題も、民進党的にはスルーしたらしい。ただ、党員投票後、二重国籍を認めたことも彼女の損得勘定が見え隠れする。そもそも、可罰性はないが形式的には十分ルール違反だった訳であり「総理大臣を目指す」と公言してきた政治家として、「二重国籍」をどう認識していたか、私には理解不可能だ。一般論となって恐縮だが、政治家や外交官、軍事に関わる者は二重国籍など論外である。主権国家間の戦争と云う国際政治と外交の延長線上の非常事態を考えれば当然、どちらの国に帰属し忠誠を誓うかが問われるのだ。こういった極当たり前のことに無頓着な政治家が「総理を目指す」とは。。。
 私は現下日本において、民族的複合アイデンティティを有する国民を今まで以上に尊重すべきと考える。そもそも、国民は存在(being)概念ではなく生成(becoming)概念と私は思う。インド人であろうとアメリカ人だろうと、この国の法の支配を受入れ、日本国民になろうとする明確な意思を持っていれば日本国籍の立派な有資格者と考える。ムッソリーニのファシズムではないが、公的責務を果たし公益に資するという意思を持っている者は立派な日本国民なのだ。要は帰化要件の緩和については漸進的に進めていくことが妥当だし必要と考える。また、国際社会の中で難民や移民に対する政策も今後、徐々に改革しなければならないと思う。
 ただし、今回の蓮舫さんの件は別だ。問題化後の対応も含め蓮舫さんには政治家として人間として、当事者としての誠実さが著しく欠如していると申し上げたい。この問題が取沙汰された時、共産党や朝日新聞は「差別」や「排外主義」と云うレッテル貼を行い世論の高まりを封じ込めようとしたが、話の筋が全く違うのである。逆に発言と釈明が二転三転する蓮舫氏への風圧は、日に日に増していった。一部、反知性主義的な右派からの攻撃もあっただろうが、あくまでも蓮舫さんの政治家としての属人的資質にかかわる問題と整理すればよいだけである。
 で、偏見を交え批判覚悟で私見を述べれば、蓮舫さんのような芸能&マスコミ系出身の政治家には自己愛が肥大化する傾向があるのではないかと思う。「自分が絶対に正しい」といった思い込み(=自己絶対化)は他人に厳しく、周囲が間違えているような物言いになりがちである。よって、政治の王道を歩むことはない。やっぱり、ダメなものは駄目なのである。
 ちなみに、前から繰り返すが、私は右翼ではない。ただ、草の根保守政治家という自己認識は有している。その立場から「外国人参政権」及び「夫婦別姓」は絶対にNOであることを繰り返し訴えたい。
 終日、事務所で仕事、来客の応対、電☎話掛け。

 時事通信は<虐待児童、最多2.4万人=上半期4割増、半数「面前DV]:警察庁>と報じている。詳細は今後、各紙が報じるだろうが、この数字は尋常ではない。現在、ちば自民党ではAED条例とともに「児童虐待防止」にも取組んでいるが、本県においても対策の更なる強化が必要と考える。

 午前、政務で地元回り。午後、事務所に戻り仕事、来客の応対、電☎話掛け。17時、印西を出て我孫子市へ向かう。
 17時半、印西市商工会事務局長で我孫子高校の先輩でもある加瀬俊一さん御尊父様の御通夜に参列。心から御冥福を祈り御遺族にお悔みを申し上げ焼香。合掌
 18:15、印西にもどり自民党支部会議で県政報告。
 20時半、帰宅。夜、読書。御終い
by takinowa | 2016-09-15 22:55


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