16.08.30(火) イギリス行政視察(2)

 London 30日:快晴 / 26℃ / 14℃
 7時、Hotelで朝食後、ケンジントン周辺を散歩して時差ボケ解消に努める。
 9時、視察団16名、Hotelを出てメイフェアに所在する在英国日本国大使館へ向かう。
 10時〜11時半、大使館で堀内丈太郎・公使及び深石晃・一等書記官より「英国の国政情報」等のレクチャーを受ける。
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○ 人口:約6,411万人(日本の半分)、○ 面積:約24.3万㎢(約65%、可住面積は大きい)、○ GDP:2兆9451億ドル(日本の70%)、○ 成長率:2.1% / 失業率:5.0%)、
「英国EU離脱の日本国への政治経済における影響について」、「英国のインフラプロジェクト」にテーマを絞った調査を実施。
 正午〜13時、JETORO近く金融街のレストランでランチ。イングランドの国民食、フィッシュandチップス。鱈の大きな切り身とフライドポテトの組み合わせ。一食で軽く2,000カロリーオーバーだった。
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 13時半〜14:40、JETRO・独立行政法人 日本貿易振興機構London事務所で研修。同機構は経済産業省外郭団体で日本の貿易振興を図る公益団体だ。坂口利彦・London事務所長から「英国の経済動向と日本企業の英国市場開拓」に関するレクチャーを受ける。また、移民問題と雇用情勢の実証的な解説も興味深かった。日系企業の対英投資では、日経新聞のフィナンシャルタイムス買収のインパクトが強かったとのこと。産業革命を19世紀に成し遂げた英国も世界の工場から現在、金融大国(GDPの3割超)へと変貌した。まさに、ウインブルドン現象だが、グローバル経済の先頭を走りつつも頑固に英国文化を保守する強かさに驚くばかりである。
本県関係では、対EU農産物輸出の障壁となっている規制について議論が及んだ。
 15時、時間調整のためトラファルガー広場にある国立美術館に立ち寄る(10分程度・何と無料!)。印象派の最高峰、ゴッホの最高傑作「ひまわり」を真近に鑑賞し感動した!。で、世界有数の美術館を時間があれば5分か10分でも気軽に見学できるのが驚きだ。
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 15時半〜16時半、千葉銀行London支店で現地調査。佐倉市出身の高橋秀穂・支店長から本県から進出の企業の動向等について事情を伺う。
 17時半、ホテルにもどり小休憩。
 18時半、ケンジントン街のパブで食事。とにかく英国の食文化だけは理解ができないと思うものである。夜は、同志県議とパブ等を梯子して談じ合う。御終い

by takinowa | 2016-08-31 16:48


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