農林水産常任委員長として、まずは現場へ。9時、木下事務所を出て12Km離れた印旛沼一本松揚水機場へ向かう。
10時〜11時半、印旛沼漁協が千葉県の委託を受けて実施中の鬼菱(オニビシ)駆除事業を現地調査。沼面を覆い尽くす鬼菱と格闘する漁協関係者を激励。で、国内有数の大型・菱刈船(ひしかりせん)も超広大な鬼菱群落の中では苦戦が続く。確かに駆除の決定打は見当たらないのだが、船舶航路の閉塞や漁場の狭隘化、水質悪化など環境や景観等々…難問山積状態となっている。何れにせよ印旛沼を管理する千葉県として、具体的には県土整備部、農林水産部、環境生活部が一体となって取り組まねばならない県政の課題である。
国内最大級の菱刈船。刈った菱を満載し陸揚げへ。
とにかく、途轍もない迫力です。水上で格闘していると云っても過言ではありません。やはり、印旛沼を知り尽くした地元漁協組合員の皆様に頼らねば事業が前へ進みません。
印旛沼を覆い尽くす鬼菱の大群落に度肝を抜かれました。恐らく数百haに及ぶ規模です。
で、近くで観察すると密集し茎も丈夫で相当手強いです。漁場の狭隘化だけでなく、航路に自生すると漁船のスクリューに絡みつき航行に支障をきたします。
農林水産常任委員長として地元・内水面漁業者からの要望も、確りと受け止めました。
正午過ぎ、事務所にもどり仕事。13時半、木下を出て県庁へ向かう。
15時半〜16時、農林水産常任委員長として千葉県農業協同組合(JA千葉)中央会からの要望書を受理し、小泉 勉 会長はじめ幹部と懇談。千葉県が掲げる農業産出額・全国第2位奪還に向け様々な課題について意見交換。
現代農業の課題について、千葉県農業振興含め忌憚のない意見交換となりました。
16時、庁内で政務調査。農林水産部農林水産政策課から台風9号通過による農業被害の情報収集及び技術や金融支援に関するヒアリング。他県との連携も視野に入れ、国の支援要請にも力を尽くすよう訴えた。
16時半、県土整備部河川環境課に本日の鬼菱駆除事業の視察について報告。現場のリアルな話を率直に申し上げた。
18時〜19:15、ホテルポートプラザ千葉。自民党医療問題研究議員連盟と千葉県医師会との懇談会。
19時半、千葉みなとを出てJR千葉経由で津田沼から印西へ。
21時、帰宅。かなり頑張った一日なので草臥れました。夜は読書。御終い