16.03.16(水) 「民共合作」の罠 (*`へ´*)

 15日付朝刊各紙一面、「新党名は『民進党』 民主・維新、27日旗揚げ」と報じている。で、多くの国民には既視感があるに違いない。今から22年前の1994年、4党合併(新生党・民社党・日本新党ほか)による新進党結成だ。華々しい結党劇だったが、相次ぐ党内対立により三年後の1997年に解散。後継政党は6党を数え、自民復党者も続出し、ほかは合従連衡・紆余曲折を経て寄合所帯の民主党へ吸収されていく。まさに、国政の混乱を象徴するような出来事だった。
 もっとも、政権奪回のため自民党側も驚天動地の自社さ政権と云う禁じ手を使ったことも事実。結果的に社会党村山内閣が自衛隊・日米安保・国旗・国歌を容認することで自民に歩み寄ったため、政権維持には支障はなかったものの、権力の中枢に座った社会党は結党以来の「らしさ」を喪失。後に急速な衰退に見舞われ現在に至るのだが。で、現下日本の政治状況は「ヘーゲルはこう言った。『歴史は繰り返す。一度目は悲劇として。二度目は茶番として』と」(マルクス「ルイ・ボナパルトのブリューメル18日」)となる蓋然性が極めて高い。
 さて、夏の参院選に向け、1人区で民主党と共産党の連携が進み、宮城県選挙区で共産党が候補を取り下げている。4月の衆院北海道5区補選も同じ構図という。今後、1人区で同様のパターンが多く見られるに違いない。かつて日本共産党は自社さ政権に対し、政策のすり合わせもなく政権を担うのは「野合」と批判していたと記憶している。で、今回の場合、民主党をはじめ他の野党が、共産党の考えと自分たちの政党の理念や志と一緒なのかどうか、まずは自問自答すべきではないのか。それを理解しての民・共選挙協力なのか、国民は疑問に思っていることだろう。
 少し具体的に申上げよう。日本共産党の成立は1922年で合法化は戦後の1945年。ちなみに現在も「破壊活動防止法(破防法:暴力主義的破壊活動で国家転覆をはかる団体を規制する法:特別刑法・昭和27年法律第240号)」の調査対象となっている日本共産党は、そもそもが国際共産主義組織・コミンテルン日本支部(第三インターナショナル)として出発。コミンテルンの設立者はレーニンであり後継はスターリン。歴史的にはコミンテルン32年テーゼや日本資本主義論争の講座派の流れをくむ筋金入りの共産主義政党だ。で、二段階革命論に基づく反米路線が根本にあり、経済学的にはスターリン主義的な絶対的窮乏化論に依拠している。日本の政界において、まさしく唯一のイデオロギー政党といえよう。
 いずれにせよ、新自由主義的傾向の強い民主党や維新、ベルンシュタインの流れをくむ修正資本主義的な元民社党とは思想的にも政策においても水と油なのだ。ここまでの野合は日本政治史上空前絶後であり、国民をこれ程馬鹿にした話はないと思うのは私だけだろうか。

 午前、政務で市川市・鎌ヶ谷市方面。ただ、朝から私的なことで頭の中が混乱状態。
 午後、地元にもどり党務で市内を廻る。
 18時、印西斎場。元印西市教育長・武藤喜正先生の御通夜に参列。私が市議時代、地元市教育行政で大変御世話になった先生だ。心から御冥福を祈り焼香する。合掌。
 19時~21時半、地元会合を二つ廻り御挨拶と県政報告。懇談会で大いに談じ合い痛飲。
 22時帰宅後、読書。酔っていたので早目に爆睡眠。御終い
by takinowa | 2016-03-16 22:59


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