13.09.27(金)

 9時、印西を出て県庁へ向かう。
 10時半~14:15、一般質問準備のための政務調査。 総合企画部、防災危機管理部、環境生活部からヒアリング及び資料請求。 14時半、県庁を出て印西へ向かう。
 16時半、木下のトヨタで愛車プリウスの修繕。
 17時、事務所にもどり仕事、一般質問の準備。 論点を整理しつつ構想を組み立てる。
 19時、帰宅。 夜、読書。

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は、堺市長選挙で正念場を迎えている。 報道によると、大阪府と大阪・堺両市を再編する「大阪都構想」の是非を問う選挙だそうだ。 このことについて、橋下市長は「争点の設定を失敗した。準備不足だ」と24日、記者団に語ったとのこと。(24日・msn産経ニュース) また、石原慎太郎共同代表は26日、産経新聞のインタビューに応じ、29日投開票の堺市長選で大阪維新の会公認候補が敗れた場合、橋下徹共同代表辞任の可能性ありとの見方を示した、と書かれている。(26日・msn産経ニュース)
 私には堺という歴史ある都市の市長選が、現在どのような情勢か全く知らない。 ただ、29日当日を前に維新の会共同代表の御二人が揃って、負けを前提にしたようなことをマスコミに語るのだから余程の苦戦に違いない。 だが、選挙戦真只中で戦っている公認候補にしてみれば堪ったものではないであろう。 マスコミでこういったことが活字になれば、決して追い風を感じることはない。
 いずれにせよ、堺市長選の結果次第では「道州制」や「地方主権」を巡る議論や政策の優先順位低下が必至となる。 本ブログ読者でも「維新八策」という言葉を記憶している方は多いと思う。 改革ムード先行の思いつきの話だったが、そもそも一丁目一番地は大阪都構想を突破口とする道州制の実現であったはず。 やがて、道州制や地方主権と云った言葉が躍り、自民も民主も参入し旗の取り合いとなった次第である。 ただ如何せん、道州制や地方主権には歴史感覚の欠片もなく、裏付のない法螺話ということが概ね明らかになったということに過ぎない。
 今思い起こせばバブル期に人気絶頂だった経営コンサルタント・大前研一が、道州制を唱え始めた。 もう二十数年前のことだ。 彼の言い分のデティールはほとんど記憶にないが、少なくとも私には国のガバナンスに関する思想や哲学は感じられなかった。 いわゆる、民間の発想とか行政の効率化といったレヴェルの話だったと思う。
 現下日本の状況は、外交・内政はじめ生き残りを懸けた正念場だ。 机上の空論に近い「改革」ごっこをしている暇はない。
by takinowa | 2013-09-27 20:47


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