13.03.22(金) 富津・保田・千倉 水産振興議連 視察

 7時、印西を出て県庁へ向かう。
 9時、自民党水産振興研究会の視察で富津から南房総方面へ。 車中で農林水産部・山本研逸水産局長から「千葉県水産業の概要」に関するレクチャーを受ける。
 ポイントとして、
1.水産統計には「属人統計」と「属地統計」の二種類があり、平成22年度・本県生産量(水揚量)はそれぞれ、178,131㌧(全国6位)と約350,000㌧(全国3位)。
2.築地市場への鮮魚出荷量は17,851㌧(H22)。 首都圏の食卓を支えている。
3.千葉県の水産資源の動向
 ↓ 大きく減少した魚種:真鰯、鯖、鰹、鮑、あさり
 ↑ 大きく増加した魚種:かたくち鰯、真鯵、ぶり、すずき、平目、伊勢海老
4.漁村経済はなぜ低迷しているのか
 資源増大魚種(ぶり、真鯵ほか)、栽培魚種(真鯛、平目、鮑)等の産地価格の低迷。 バブル崩壊、中国との競争が主因。
5.課題:たくましい漁業づくり(担い手育成ほか)、水産流通・加工対策(千葉ブランドの確立・知事のトップセールス)、豊かな海づくり、漁村活性化、内水面水産の増産
 10時~11時、富津岬にある千葉県漁連・海苔共販事業所及び加工事業所を視察。 千葉県の海苔養殖の概要について説明を受け、海苔の競りを体験。 昭和三十年代は全国海苔生産量の約3割にあたる10億枚を生産していたが、現在は約3億枚(2万㌧)。 主な漁場は三番瀬(支柱柵・1,812万枚)、木更津・盤洲干潟(支柱柵・浮流し半々 3,918万枚)、富津(浮流し・2億6千万枚)。 千葉の海苔の特徴は、色よし、味よし、香りよし!! で、市場では高級品の扱いだが、バブル崩壊後の贈答需要の低迷で苦戦している。 さらに、もっとも市場規模の大きい事業用(コンビニおにぎり用)では、佐賀県産の後塵を拝しているとのこと。
 11:40~12:40、鋸南町保田漁協直営・食事処ばんやを視察&食事。 柴田三喜男・漁協組合長から御話を伺う。 年間の来客数が50万人、平日でも1,000人が訪れるとのこと。 TVの旅番組では見たことがあったが、大変な人気である。
 平目及び河豚の刺身、鯨ステーキ陶板焼き、鯵フライ、ぶり煮付、天麩羅、あさり炊込み御飯・・・、組合長が自信をもって奨める海の幸を堪能する。 感動した! これだけの御客様が訪れるのも十分理解できた。 12:40、鋸南を出て千倉へ向かう。
 13時半~14:10、東安房漁業協同組合。 鮑陸上養殖場、鮑・伊勢海老蓄養場を視察。 東京湾に面した富津や保田の穏やかな海と異なり、千倉の海は波高しだった。 渡辺惨事から詳細な説明を受けた後、養殖鮑の刺身を試食させて頂く。 割烹や寿司屋で食べたらHow much?だろうなどと考えつつ舌鼓をうった。 実に美味であった。
 14時半~15時半、千葉県水産総合研究センターを視察。 山崎センター長からセンターの説明を受け、施設内を見学。 本県漁業の振興のため、同センターではあらゆる角度から研究が日夜行われている。(詳細は千葉県公式HP参照)  最後に、未利用魚等を活用した水産加工品の試食会。 大型ゴマ鯖の御刺身(生食用冷凍加工技術の開発)、カタクチ鰯の甘露煮(低価格魚の付加価値向上)、ギマの乾燥珍味、ドチ鮫のさつま揚げ、塩蔵ひじき を頂く。 どれも十分に惣菜として通用すると感じた。 同センターは本県で漁獲される水産物の中で、味が良いにもかかわらず、利用されていない魚の付加価値を高める新製品の開発にも取組んでいるとのこと。 15:40、千倉を出て県庁へ向かう。 
 17時、県庁を出て印西へ向かう。
 19時、印西市役所。 印西市消防団役員会議。 平成25年度の組織及び行事予定について話し合う。 21時、帰宅する。 ブログを更新した後、読書。 
by takinowa | 2013-03-22 22:48


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