12.12.03(月) 同志社大学、医学部設置検討チームを編成 / 定例会

 山梨県甲州市と大月市の間の中央自動車道笹子トンネル(4.7Km)でコンクリート製天井板が崩落した事故で9人が死亡。 言葉を失うほど悲惨な事故に、私は憤りを感じる。 「コンクリートから人へ」のスローガンが生んだ悲劇と申上げたい。 高度成長を支えたインフラ、すなわちトンネルや橋梁は耐用年数を迎えつつあるにもかかわらず、公共事業予算は削減の一途を辿っている。 人命を守るコンクリートは絶対に必要だ。 バラマキ福祉を即刻止め、国民の命を守ることが第一と訴えたい。
 北朝鮮がミサイルの発射準備に入った。 総選挙中に仕掛けてくる可能性が高い。 戦略的な外交で国際的な包囲網を急ぐとともに、軍事的にも危機管理に万全を期してもらいたい。 まさに、日本国家の一大事だ。
 深刻化する医師不足を背景に、本県にとっても注目のニュースが入ってきた。 国が今後、医学部や医科大を設置しやすくする可能性について、各紙が伝えている。
 < 学校法人同志社(京都市)は30日、「医科大学(医学部)設置基本計画検討チーム」を編成したと発表した。 医師不足を訴える自治体と連携し、医科大学設置の実現可能性を数年かけて探る。・・・
 「医科大学の設置は新島襄以来の悲願」(八田理事長)という同志社によると、今年1月から情報収集をはじめたところ、医師不足に悩む東日本の10自治体から「自治体が運営する病院と連携してほしい」などの声が寄せられた。 ・・・ 国は医師の供給過剰を防ぐなどとして1980年代初期に医学部の入学定員を削減。 医学部の新設認可は79年の琉球大学が最後だ。・・・ > (12月1日付・朝日新聞)
 この度の同志社の発表には、八田学長のインテリジェンスが強く感じられる。 というのは、国の政策と直接関係はないが、来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」ヒロインが日本のジャンヌ・ダルクそしてナイチンゲールと称され、日本赤十字社の発展と明治期の医療に貢献した新島八重(綾線はるか)でもあり、同志社の国民的認知度が高まることは十分想定内である。 国の医療政策や地方の動向を的確に把握し、学校法人内外の周到な根回しのもと、国民輿論を意識しつつ、いち早く先手を打った手腕に注目したい。
 また、同志社が医学部設置に手を挙げるということは、当然、慶応義塾を意識する都の西北・早稲田も黙ってはいないと考えるのが自然だ。 さらに、国が既存の大学医学部定員増を認めることも考えられる。 いずれにせよ、国の医療政策が大きく動く可能性は高い。 千葉県としても確り情報収集し、戦略的対応を期待したい。

 8時半、印西を出て県庁へ向かう。 10時~16時、本会議。 正午、環境警察常任委員会。 16時半、県庁を出て印西へ向かう。 17時半、白須賀事務所で打合せ。 深夜まで事務所。
 いよいよ明日、運命の総選挙公示日を迎える。 千葉13区の議席奪還は至上命題。 白須賀貴樹さんを男にすることが、私はもとより自民党印西支部の使命である。 断固、戦い抜きたい。
by takinowa | 2012-12-03 22:29


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