11.11.12(土) 千葉県警察音楽隊 第20回定期演奏会

 三日間のハードな沖縄県行政視察はさすがに堪えた。 もちろん身体もキツかったが、それより精神的にである。 視察した摩文仁の丘、普天間飛行場、嘉手納基地、宜野湾やコザの売春街、そして一面に拡がるうーじ(サトウキビ)畑・・・等々、どの場所でも言葉にならない想いが心に去来し続けた。 うちなー人の心の根源にあるだろう絶望と底知れぬ悲しみ、不条理、運命・・・、それを無理してでも喜びや笑顔に変えるところから沖縄の信仰や人としての優しさ、純粋さ、強さが生まれるのだと感じた。 そして、那覇の夜に、「島唄」の歌詞をじっくりと聴き密かに落涙した次第である。 私は同胞としての沖縄県民を愛したい。
 
 8時半、印西を出て千葉県文化会館大ホールに10時着。
 10時半、千葉県警察音楽隊 第20回定期演奏会(主催:千葉県警察本部)に出席。
 県警音楽隊は昭和45年発足、今年で創設41周年を迎える。 県主催式典はもとより、県内各地で多岐にわたる警察広報活動を行い、演奏回数は年間150回とのこと。 また、カラーガード隊 『アクア・ウィンズ は、女性警察官と一般職員で構成され、華麗なフラッグ演技とダンスは必見 (YOU TUBE で「千葉県警 カラーガード隊」と検索)の価値があります。
 本年のコンサートは、3.11震災からの復興がメインのモチーフだった。音楽隊の趣向を凝らした演奏(民謡・歌謡曲からクラシックやオペラまで)とカラーガード隊を交えたドリル演技は、まさに圧巻。 老若男女問わず、参加した県民は皆が楽しめたことと思う。 県警音楽隊&アクア・ウィンズの更なる活躍を期待したい。
    【 プログラム 】
 第Ⅰ部 「陽はまた昇る」P.スパーク作曲、「東北地方民謡によるコラージュ2011」、「木陰の散歩道」F.ゴールドマン作曲、「メリー・ウィンドウ」からヴィリア /F.ハーレル作曲、「巴里のアメリカ人」G.ガーシュイン
 第Ⅱ部 「ジャパニーズ・グラフィティⅡ~坂本九メモリアル」、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」テーマ、タンゴ・ア・ラ・カルト
 ステージドリル「さわやかサウンド2011」 パイレーツ・オブ・カリビアンほか

 12時半、千葉を出て印西へ向かう。
 14時、事務所にもどり約1時間半、読書等でマッタリと過ごした後、夕方から昼寝014.gif。 三日間のハードな視察研修の疲労がドッと出たと思う。
 17時、千葉NT方面で県政報告と酒席をともなう会合。 21時、帰宅。
by takinowa | 2011-11-12 22:39


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