11.08.17(水) 焼却灰の放射能汚染問題について

 本日から事務所再起動。 9月定例県議会に向け、いよいよ政治活動が活発化する。
 11時、印西市役所環境経済部で放射線問題に関する政務調査。印西クリーンセンター焼却灰の放射能汚染に関する経過、国・県への要望内容等について伺う。 自民党千葉県連政策審議委員として、関係各方面への働き掛け及び協議を行って参りたい。
 この焼却灰の放射能汚染は印西地区(印西・白井・栄)だけでなく、松戸・柏・我孫子・流山の東葛4市でも同じ問題を抱えている。自治体のゴミ処理の最前線では大変な御苦労があるはずだ。いずれにせよ、汚染された様々な廃棄物も含め、政府は早急に方針を示すべきと考える。とにかく、現場は困っている。
 午後、事務所で仕事、来客の対応。 HP更新用の原稿作成作業&集中して陳情・要望に応える。

 的場昭弘 × 佐藤 優 「 国家の危機 」(KKベストセラーズ・1,800円)を読む。
 私は約20年程前まで、宇野弘蔵や廣松 渉を中心にマルクス経済学や哲学の書物を相当熱心に読んでいた。自慢ではないがハッキリ言って、平均的な共産党員より余程マルクス・エンゲルス・レーニン・・・といった左翼思想には強いと思っている。私は保守の立場の人間だが、昔からマルクスが大好きだ。いや、保守派だからこそマルクスを彼らより深く理解できると信じている。
 現代世界を読み解く上で、今こそマルクスに還らねばならないと、二人は力説する。 政治家にとって思想は死活的に重要である。今任期中、マルクスはもちろんヘーゲルやカント、柄谷行人はじめ知の巨人の著作に対し、保守政治家として真正面から取り組んで参りたい。
by takinowa | 2011-08-17 22:44


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