11.06.13(月)

 午前中、フリー。早朝から読書。
 村上春樹 著 「 1Q84 Book 2 <7月ー9月> 」(新潮社・1800円)を読む。ストーリーの展開とともに天吾や青豆、ふかえり・・・登場人物のキャラクターにどんどん引き込まれていってしまうのが村上ワールドだ。「ノルウェイの森」にはじまり「海辺のカフカ」、「アフターダーク」、「ダンス・ダンス・ダンス」と嵌まってしまった。いずれにせよ、村上の小説は読み出すと中毒になってしまう。どこかでストップをかけなければ、現実からどんどん遠ざかってしまうような気さえする。
 思い起こせば高校時代、受験勉強や部活動という抑圧から逃れるため文学や映画、麻雀・パチンコ・・・へと逃げ込んでいた時期があった。夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、志賀直哉、太宰治、川端康成、三島由紀夫、石原慎太郎、高橋和巳、トルストイ、カフカ・・・等々を片っ端から読み漁り、不良を気取って学校をサボって雀荘・パチンコ店・映画館・ジャズ喫茶によく通った。そのため成績は一向に上がらずじまいだった。若い頃だから、こういった現実逃避や自堕落も多少は許されたのだと思う。麻雀・パチンコは別として確かに文学や映画は面白いし、人生や社会の真理にアプローチする有効な手段だったに違いない。日々、繰り広げられる程度の低い劇場政治より余程奥が深いのも確かだ。しかし、今の自分にとって、少なくとも政治に関わっている間は小説に距離を置かなければと考えている。
 午後、集中して仕事、来客の対応。6/6・7 東日本大震災被災地現地調査(宮城県議会、気仙沼市、南三陸町)現地調査・視察レポート(報告書)及び公式HP更新用原稿の作成。

     福島県産野菜・全国一斉チャリティ街頭販売会 in 浦安

 6/11(土)、本県被災地の浦安市(清瀧神社)で行われた自民党青年局・女性局合同のチャリティ・イベントに参加しました。用意した300袋(@500円)は約35分で完売という大盛況でした。あらためて、浦安の県民の皆様に感謝・御礼申し上げます。
 売上金 150,000 円 (福島県産:5万、千葉県産:10万)は生産者へ、
 義援金  19,425円 は日本赤十字社を通じ被災地へ送られます。
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by takinowa | 2011-06-14 00:28


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