10.11.08(月)

 9時、旧印旛村岩戸で佐藤榮一・印西市特別顧問(前印旛村長)と新印西市の政治課題について率直な意見交換。佐藤さんは亡き母・雅子の従兄妹であり、筆者が子どもの頃から存じ上げている。様々なお話を伺い、大いに学ばせて頂く。
 終日、旧印旛村方面を廻る。1市2村の合併により、旧印旛と本埜地区も統一地方選の新印西市選挙区となった。来春の県議選では、この印旛・本埜地区での戦いを制した陣営が有利と言われている。一人でも多くの有権者にお目にかかり、私の政策を訴えるとともに、人となりを御理解頂けるよう頑張らねばならない。また、母・雅子は旧印旛村岩戸の出身であり、半分は印旛の血が流れている。地縁と血縁を大事にすることは、選挙の基本であるとあらためて思うものである。18時半、事務所にもどり仕事。いまだ、千葉ロッテマリーンズ日本一の興奮の余韻を感じる。

     県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非(63)
   【 民主党政権、八ッ場ダム建設中止の方針を事実上の撤回


 6日、就任後に初めて八ッ場ダムを視察した馬淵国土交通大臣は、「中止の方向性については、今後は言及しない」と述べ、八ッ場ダム建設中止の方針を事実上撤回した。結論を約一年先送りすることと相成った訳だが、現実的な判断であり前原大臣時代の頑なな姿勢に比べれば相当マシであり、一歩前進だ。
 いずれにせよ、民主党マニフェストの一丁目一番地だか二丁目三番地だか知らないが、「コンクリートから人へ」なる御題目がいかに空念仏であったか明白になった。そもそも8割近い進捗率のダム建設を、反公共事業のシンボルとしてデッチ挙げ「中止」すること自体、ナンセンスだしムダ。政権交代直後、驕り高ぶった態度で一方的中止を宣言した前原大臣はどう総括するのか。地元群馬県はもちろん、治水・利水の面で多大な受益が期待される1都5県の関係者は呆れ果てている。大体において、国の法律に基づいて建設するダムを、大臣の一存で中止することなどあまりに理不尽であり明確な法律違反。西の普天間、東の八ッ場と、地元住民の声を全く聞かず心を傷つけた政治を、民主党はまず国民に詫びなければならない。全く以って地方無視であり、どこが「地方主権」だ。そのくせ、八ッ場ダムと同様に大規模公共事業である岩手県の胆沢ダムは推進するというWスタンダード。当時、絶大な権力を持っていた小沢一郎幹事長への配慮かと言いたくなる。もはや、民主党政権の御都合主義的な理屈に、国民は辟易としている。そろそろ、マニフェストを撤回するべきではないのか。
by takinowa | 2010-11-08 22:19


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