10.07.16(金)

 午前中、諸般の事情で体調不良のため自宅で静養。11時、事務所で仕事。
 
      県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (48)
    【 民主党・「農(NO)政」に、断固NO!!を突きつけなければならない
 
 
 日中、印旛沼並びに手賀沼土地改良事業と千葉県及び印西地区における農家所得戸別補償制度に関する政務調査を徹底して行う。 結論を先取りして申し上げれば、現下民主党政権における農政は、滅茶苦茶かつ出鱈目。話の辻褄(=整合性)が合わないだけでなく、不誠実・不道徳極まりない。このことについては近々、地元農業関係者にお話して廻りたい。
 新印西市はニュータウンの街であるとともに、水田面積が約3,500ha、さらに全耕地面積は5,000haをゆうに超す県下でも屈指の一大農業(穀倉)地帯である。市域の土地利用で、約4割が農地ということになる。そこで問題となるのは民主党政権が行う農家所得戸別補償制度である。印西市では申請件数が対象農家数2,250軒のうち僅か14件(0.6%)にとどまっているとのこと。本県でも5/15時点で、1,357件と全農家の数%と低調だ。一方、国の土地改良予算は民主党の事業仕分けで60%以上カットされ、全国的に農業基盤は危機的状況に曝されている。 国営印旛沼二期事業については、森田健作知事の陣頭指揮で国において本年度予算化されたものの、来年度以降の予算確保については農水省からは何も担保されていない。 現場を全く知ろうとしない民主党は、口達者な言葉遣いで農政を司るつもりらしい。まさに、日本と千葉県及び印西の農業は、このままでは滅んでしまう。もちろん、食料自給率も向上しないし、食糧安全保障も何もない。まさに亡国の政治といえよう。
 千葉県と印西の農家は口々に言う。「民主党には裏切られた。農家所得戸別補償という言葉に騙された。民主党国会議員は都市部出身者ばかりではないのか。言葉が踊るだけでその農政に、何の展望もビジョンもない」と。

 19時、勝田台で心から信用できるTEAM・TAKITA スタッフ数名と参院選の反省会。デスカッションを通じて、様々な事実(真相)が浮かび上がってくる。私は、「人を騙すよりは、騙された方がいい」と思って生きているので、大抵のことは平気である。ただ、ガックリくることも多いと、つくづく思うものである。23時、帰宅。
 
 【 予告 】 口蹄疫を巡る種牛殺処分問題で、農水省と宮崎県の対立が深まっている。 近々、このことについても小生の意見を述べて参りたい。
by takinowa | 2010-07-17 00:11


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