10.02.16(火)

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 2/15付で、HP「最新活動報告・ニュース」(1~2月分の4件)をUP致しました。TP・新着情報からアクセスできますので、是非御覧下さい。

 午前中、政務調査のため鎌ヶ谷市方面。正午、印西にもどり昼食。13時、印西市の米元秀明・都市整備課長が事務所にお見えになる。3/22予定の印西市総合体育館・竣工式招待状を御持参頂き、大変恐縮する。米元課長からは、施設の概要についてお話を伺う。9月には「ゆめ半島千葉国体・登山競技」会場として、全国からたくさんの御客様を招くことになる。また、バレーボールやバスケットボールの日本リーグ公式戦も開催可能で、県内トップクラスの規模と設備を有するアリーナになるとのこと。「稼働率を高めることが大事なことです。県議も、何か企画してみてください」とも仰られ、私としても今から楽しみでワクワクしている。将来の夢であるが、格闘技やプロレスのイベントを企画・プロデュースできれば、何とエキサイティングだろうと密かに思うものである。
 午後、事務所で仕事、来客の対応。17時半、板橋健・自民党印西市支部長と1市2村合併後の党運営について相談。19時、事務所にもどり仕事。21時、帰宅。夜、読書。

 雨宮処凛 著 「排除の空気に唾を吐け」(講談社現代新書・720円)を読む。昨年後半から、貧困問題を勉強するため 河上肇「貧乏物語」、小林多喜二「蟹工船」、雨宮処凛「プレカリアート」、三浦展「下流社会」、橘木俊詔「格差社会」、堤未果「ルポ・貧困大国アメリカ」・・・等々を読んできた。そして昨日から今日にかけて、湯浅誠、雨宮処凛をたて続けに読み、貧困の現場がいかなる状況であるかを学んだ。いずれにせよ、わが国では格差問題といった次元ではなく、確実に貧困問題が深刻化している。昨日も書いたが、私は真正保守の立場で貧困問題について取り組むつもりである。
 ただ、残念に思うのは「貧困問題」というと社・共など、左翼・革新陣営の専売特許案件と反射的に決め付ける保守・右翼陣営の者があまりにも多いことだ。冷戦が崩壊し早20年経過ているのに、あまりにも思考が硬直化している。実に情けない。もちろん、私はこれまでも主張してきたが、バラマキ福祉には断固反対する。現下国政における民主党のポピュリズム政策はバラマキの典型と言ってよい。なぜならば、彼らの議論に「ナショナル(シビル)・ミニマム」といった観念があまりに不足しているからだ。しかしながら、小泉政権が推し進めた構造改革路線すなわち新自由主義的政策は、国民をアトム化し、「同胞意識」の欠如を齎したことも事実である。結果として、地域社会を基盤とする日本の社会は弱体化した。自民党も相当反省しなければならない。
 問題は保守陣営が責任を持って、日本社会の安定という大義のため、貧困問題と真正面から向き合えるかどうかである。少なくとも、母親から7年間で12億6千万円の御小遣をもらって、「全く知らなかった」を連発する鳩山・黄金総理には、貧困問題を語る資格はない。 
by takinowa | 2010-02-16 22:00


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