09.12.23(水) 天皇誕生日

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 12/20、HP 「最新活動報告・ニュース」(10/27、28、29、30、11/01、03付)をUP致しました。TP・新着情報からアクセス頂けますので是非、御覧ください。

12月定例県議会・発議案第33号「選択的夫婦別姓に係る民法改正反対」について
 昨日、私と日本共産党との間で行われた上記の発議案質疑について書く。詳細については後日、動画をHP上にUPするので御覧頂きたい。
 率直に申し上げると、議論の焦点がボケてしまい残念であった。例によって共産党側は、あたかも自民党が「男女不平等を助長している」かのようなレッテル貼りを行ってきた。 また、発議案の本論である「夫婦別姓制度」に関する質問よりも、発議案の文章にあったポル・ポト政権やエンゲルスの「家族・私有財産および国家の起源」に関する事柄に対し、感情的な批判を行ってきたのには閉口した。 少々古い話になって恐縮だが、私は二十代の頃、マルクスはもちろんエンゲルス、レーニン、スターリン、ルカーチ、毛沢東、ベルンシュタイン・・・等々の左翼系の書物は相当読み込んできたつもりなので、或いは、70年代のカンボジア情勢と国際政治についても一通り学習してきたつもりなので、いくらでも議論の御相手をしても構わないと思った。しかしながら、如何せん発議案の本題は「夫婦別姓制度反対」である。もう少しテーマに沿った質問を受けたかった、というのが正直な気持ちだ。ただ、共産党の三輪議員に「エンゲルス『「家族・私有財産および国家の起源』を読んだことがあるのか」と言われたときは、内心カッときて、「日本語訳の岩波書店、新潮社、大月書店、それぞれの版で読んでいる。少なくとも、一般的な日本共産党員よりも、熟読しているつもりだ!」と申し上げたかった次第である。(滝田とマルクスの関係については、佐藤優著「私のマルクス」(文藝春秋社・07年)に詳細が書かれているので、お読みいただきたい) さて、本論にもどる。
 以下、唯一ポイントとなった質疑の抜粋を記すこととする。

 三輪由美議員(共産党) 「(夫婦別姓によって)・・・相互の愛情によってのみ結びついた男女が築く家庭が可能になる社会を否定するのか」
 滝田敏幸議員(自民党) 「・・・。 そもそも、相互に愛情があるならば、同一の姓の共有になんら問題はないではないか。 先進国の夫婦同姓は、祖先の英知から成長した歴史的な制度であり、それが男性にとっても、女性にとっても「幸福の最大化」がもたらせることが、広く正しく、長い年月において了解されているからである。
 傲慢な一握りの人々の意識と共産主義イデオロギーに基づく発想(によって行われる民法改正)には正当性はないものと考えます。」

 三輪議員 「・・・(選択的夫婦別姓に係る民法改正で)・・・、法律的な不平等が解消されるだけでなく、日常生活において男女平等が実現されなければならないとの指摘は、日本社会にも当てはまるのではないのか」
 滝田議員 「そもそも・・・、民法第750条の規定は、男女平等の理念に反するものではなく、法律的な男女の不平等とは認識しておりません。
 ・・・、不平等とか差別とは一体、どういうことなのでしょうか? それは、本人の意思や考えに関係なく、一方的に不利な扱いを受けることのはずです。また、男女の間で、夫婦の姓が選ばれるのに差があるのは、どちらの姓をにしてもよいと定めた法律に問題があるからなのでしょうか? どちらを選んでもよいと言われた結果、どちらかに結果が偏るとするなら、そちらが選ばれる何らかの理由があるということで、それが、選ばせている側の責任、すなわち法律に問題があるというわけにはいきません。 繰り返しになるが、論理的に申し上げても、平等は担保されていると考えるのが自然であります。
 『もっと妻の旧姓を名乗る夫婦が増えるべきだ』という考えを持つこと自体は自由ですし、そういう考え方があってもいいのですが、それがすなわち、『現行の民法が不平等とか不公平とか差別だということにはならない』と考えます。」

 このほか、議論したかったことは山ほどあったが、共産党から質問がなく、議会ではお示しできなかったので、「夫婦別姓制度」問題点を指摘し論点整理を行いたい。

 滝田敏幸の「夫婦別姓、大論破!!」

  1. 「生まれてくる子供への影響」
 2006年・内閣府世論調査によると、名字(姓)が違う夫婦の間の子供に何か影響が出てくると思うか?との質問に対し、「子供にとって好ましくない影響があると思う」という回答が、66.2%にも及んでいる。
 まさに、選択的夫婦別姓制度がもたらす大問題。 もし別姓を認めると、子供の姓をどちらにするのかをめぐって、夫婦間で複雑な心理的トラブルを起こしやすいだけでなく、お互いの実家との間にも紛争の種をまきかねない。さらに、子供が複数の場合、兄弟姉妹で姓が異なるという不自然な結果を招く可能性も排除できない。何れにせよ、子供に与える心理的な悪影響は、世論調査が示す通り大きいと考える。また、法律上、行政上の手続きもやたらと煩雑になり、そのためのコストもバカにならない。 それだけの犠牲を払って、民法や戸籍制度を変えるほど、別姓推進派の言い分に説得力があるとは、到底思えない。
 何れにせよ、子供の気持ちをまったく考えず、何でも「個人の自由」が素晴しいと思っているとしたら、あまりにも私的な我が儘であり、身勝手と申し上げざるをえない。

  2. 「職業上、姓の変更が業績の連続性にとって損害となる場合がある」
 近日中に、大反論の予定。 
  3. 「姓が変わると自分が自分でなくなったような気がする(自己喪失感)」
 近日中に、大反論します。
  4. 「別姓が選択できないため、事実婚(同棲)で我慢している」
 法律の規定を嫌って、個人の自由で独自に事実婚という方法を採用する人に合わせて、法律の規定を変更すべきという考え方は、全く以って、適切ではない。

  5. 「今や夫婦別姓は世界の主流であり、夫婦同姓は日本だけである」
 共産党や夫婦別姓推進派が主張する真っ赤な嘘である。近日中に大反論予定。

  6. 「夫婦同姓は旧民法制定時がスタートだから、たかだか100年で、日本の伝統とは言えない」
 近日中に大反論します。

 この他にもたくさんあるが、共産党の赤旗や別姓推進派の書物を調べたところ、上記のような主張が数多く見受けられた。真っ赤な嘘や出鱈目な理屈が多いので今後、小生のブログでしっかりと適宜論破していきたい。2~6についての反論は、後日書くこととする。
 尚、本会議場で述べられなかった結論だけは書きたい。

   結 論
 1.夫婦別姓制度とは、今生きている男女の私事である感情というエゴイズムを制度化したものに過ぎない。
 2.すなわち、夫婦という家族の単位を、個人の単位に変えていくということであり、結婚制度そのものが薄められていく。生まれてくる子供が犠牲者となってしまう。
 3.結果として、家族の解体がもたらされる危険性が高まる
 4.よって、わが党は断固として、選択的夫婦別姓に導入のための民法改正に反対する。

 本日は時間がないので、これまで。
 本日は公務OFF。16時、印西を出て成田へ。17時、成田ビューホテルで印西RC・クリスマス例会。21時半、帰宅する。040.gif040.gif
by takinowa | 2009-12-24 00:20


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